銀行融資の基本 資金繰り

銀行融資返済条件変更(リスケ)の手引き リスケ要請にあたっての準備書類

銀行に融資の返済条件変更(リスケ)を相談する際には最初は特に資料の準備などは不要です。
ただしその後、必ず銀行から資料の提出を求められます。
ここでは返済条件変更(リスケ)相談時に銀行から要請される資料にはどのようなものがあるのかを案内します。

返済条件変更(リスケ)相談時の4つの書類

返済条件変更(リスケ)の要請を行うと銀行側からいくつかの資料の提出を求められます。
銀行側から求められた資料はなるべく早期に提出することが返済条件変更(リスケ)手続きを円滑に進める上でポイントとなることです。
リスケ要請にあたってはおおむねつぎの4つの書類は必ず求められますからあらかじめ準備しておくことが望ましいといえます。
4つの書類とは

・試算表
・資金繰り表
・銀行別借入残高表
・今後の事業計画書

試算表

試算表は現状の業績の確認資料として必要です。
銀行が業績の把握するうえで中心となる資料は決算書ですが、決算書は過去の業績を示す資料ですから足元の業績を把握するために試算表は欠かせない資料です。

資金繰り表

返済条件変更(リスケ)は資金繰りが悪化したからこそ銀行に相談を行う性質のものです。
その資金繰りの状況を把握するための資料が資金繰り表です。

銀行別借入残高表

返済条件変更(リスケ)は取引銀行すべてで実施するのが原則です。
直近の取引銀行毎の借入状況を把握するために銀行別借入残高表が必要となります。

事業計画書

事業計画書という名前に関わらず、要するに今後どのようにして業績を改善し資金繰りを改善していくのかの説明するための資料です。
今までの3つの資料はいずれも過去や足元の実績を示すものであるのに対して、この事業計画書は今後の姿を示すものです。
V字回復など決してバラ色の計画である必要はありません。
むしろ少しずつでも良いので着実に業績が改善していけるような具体的な施策の説明の方が大切です。

資料の作成方法がわからない時

このように返済条件変更(リスケ)を銀行に相談する際には上記4つの資料の準備が必要となります。
作成方法が不明な場合には遠慮なく銀行に相談すれば良いです。
試算表については税理士さんにお願いすることになろうかと思いますが、他の資金繰り表や銀行別借入残高表、事業計画書は銀行に相談すれば作成方法や考え方を案内してくれます。
作成方法がわからないということを銀行に伝えると返済条件変更(リスケ)の相談にマイナスになるのではないかと心配されるかもしれませんが、そのような心配はまったく不要です。
銀行は取引先に対するコンサルティング機能の発揮が求められていますから、相談にマイナスになることなく銀行から作成方法や考え方の指導が受けられます。

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