銀行融資の基本

つなぎ融資とは わかりやすく説明します

銀行の融資においてはつなぎ融資という融資形態があります。
つなぎ融資とは何かをわかりやすく説明します。

つなぎ融資とは一時的な融資

「つなぎ」という言葉が示すようにつなぎ融資とは一時的な短期間の融資です。
一時的に資金繰りが苦しいための融資がつなぎ融資です。

つなぎ融資が使われる事例

ではつなぎ融資はどのような場合に使われるのか、いくつかの事例でつなぎ融資が利用される局面を紹介します。

売上代金回収までのつなぎ融資

もっともよく使われるつなぎ資金の事例は売上代金入金までの資金繰りを維持するためです。
来月に大口受注の売上代金が回収となるが、それまでの間の資金繰りが厳しいためにつなぎ融資により資金を維持させるということです。

工事代金受領までのつなぎ融資

建設業向けでもつなぎ融資はよく使われます。
さきほどの売上代金と同じ理屈で工事代金受領までの資金繰りを維持するためにつなぎ融資により資金繰りを確保するというものです。

不動産売却までのつなぎ融資

所有不動産を売却してその売却代金を資金繰りに充てるつもりでいるが、売却代金が手元に入ってくるまでの間の資金繰りをつなぐためにつなぎ融資が行われることもあります。

つなぎ融資における銀行の審査ポイント

このようにつなぎ融資というのは今後の代金回収を充てにしてそれまでの資金繰りを維持するために銀行が融資支援を行う内容です。
そのためつなぎ融資の返済は売上代金や工事代金、あるいは不動産売却代金といったような特定のものを返済引当として内容となります。

本当に代金が回収されるのか

そのため本当にその売上代金などが回収されるのか、その確実性がつなぎ融資の審査の最大のポイントです。
代金が回収されるかどうかわからないといってレベルではつなぎ融資はできません。
契約書などで代金が必ず回収されるのか、そしてその時期はいつなのかがつなぎ融資では確実に確認できることが絶対条件です。
さらに支払う側の信用状態もつなぎ融資の審査の対象となります。
契約書では確かに支払いがされることになっているが、支払う側の信用状態が悪ければ支払がされない可能性があります。
もしそうなればつなぎ融資の返済がされないことになります。
そのためつなぎ融資の審査においては支払う側の信用状態の把握も大切です。

自行に入金されること

代金等の入金先がつなぎ融資を行う銀行にある預金口座が指定されていることもつなぎ融資の審査の条件です。
代金等は支払がされるものの、他の銀行の預金口座が振込指定先になっているのであれば、本当につなぎ融資が返済されるのどうか銀行は確信が持てません。
契約書などで代金入金口座がどこの銀行になっているのかを確認し、もし自行以外の預金口座が指定されているのであればつなぎ融資に応じることはできません。

つなぎ融資は短期融資

つなぎ融資は代金回収等までの一時的なものですから、つなぎ融資は短期融資となります。

つなぎ融資のまとめ

以上、つなぎ融資についてまとめますと次のようになります。

つなぎ融資のまとめ

・つなぎ融資とは代金回収までの一時的な資金繰りの維持のために行われる
・つなぎ融資は契約書などで代金回収が確実であることがわかることが必要
・代金回収口座はつなぎ融資を受ける銀行の預金口座を指定しなければならない
・つなぎ融資は短期融資


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