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銀行融資の基本 資金繰り

銀行融資の審査期間の目安

初めて銀行から融資を利用するには審査に通る必要がありますが、では銀行融資の審査期間の目安はどれくらいなのでしょうか?
銀行融資の審査期間によっては資金繰りに間に合わないことも考えられます。
今回の銀行融資の審査期間の目安と審査期間を短くするための工夫を融資担当の銀行員が説明をします。

銀行融資の審査期間の目安は1ヶ月から1ヶ月半

初めて銀行に融資を申し込むと結論から申し上げて融資を申し込みしてから実際に融資が実行されるまでの期間の目安は1ヶ月から1ヶ月半です。
初めての顧客の場合、銀行はそもそもその顧客がどのような事業をしているのかなど一から審査を行います。
そのため融資の審査期間の目安は1ヶ月から1ヶ月半となってしまいます。

初めて銀行に融資を申し込む場合の審査期間の目安は1ヶ月から1ヶ月半

銀行融資の審査期間を短くするには

融資を急ぐ場合には1ヶ月から1ヶ月半の審査期間では資金繰りが間に合わないことも考えられます。
少しでも銀行融資の審査期間を短くする方法はいくつかご案内します。

融資希望日を明確に伝える

まずは銀行融資を希望する時期を最初に明確に銀行の伝えることです。
来月中とかではなく来月の15日までといったように具体的に融資希望日を伝えることです。
銀行には日々多くの融資の申し込みが行われています。
その多くの融資申し込み案件があるなかで融資希望日が曖昧であると審査が後回しにされてしまう懸念があります。
実際、銀行の融資現場では融資申し込み案件が管理されていますが、融資希望日が早いものから優先して対応をしています。
そのため融資希望日は具体的に最初に融資申し込み時に伝えてください。

銀行融資の審査期間を短くするするには⇒融資希望日を明確に伝える

早すぎる融資希望日は逆効果

かといって1週間後など早すぎる融資希望日を伝えることは逆効果です。
さきほども説明をしましたように初めて銀行に融資を申し込む場合の審査期間の目安は1ヶ月から1ヶ月半です。
早すぎる融資希望日はとても間に合わないとして、その場で融資を銀行から断られます。

銀行からの質問には迅速に回答する

銀行に融資の申し込みを行うと、その後にいろいろな質問が銀行から受けることになります。
資料の提出を求められることもあります。
銀行は顧客に質問や資料の提出をお願いすると、その回答を受けるまで審査は中断します。
質問の回答や資料の提出を受けてから融資の審査を再開します。
したがって銀行からの質問や資料の提出は迅速に行ってください。
それだけ審査期間が短くなります。
また質問の回答や資料の提出を迅速に行うことにより銀行の信頼度が高まります。

銀行融資の審査期間を短くするするには⇒質問への回答や資料の提出は迅速に対応する

審査期間が長く資金繰りが間に合わない

銀行融資の審査期間を短くすることは可能だとしても、やはり限度があります。
銀行融資の審査期間の目安は1ヶ月から1ヶ月半だと説明をしました。
この審査期間を短くする対応してもせいぜい1週間ほどの期間しか短くはならないと考えてください。

審査期間の短縮化は1週間が限度


1週間、融資実行が早まることにより資金繰りが維持できるのであればそれでOkです。
しかしそれでは間に合わない場合には次善策を考える必要があります。
資金繰りが維持できなければその時点で事業は破綻します。

支払の延期はできないか?

次善策の1つ目は支払の時期を延期できないかどうかです。
支払先に支払う時期を待ってもらうように頼むことで相手先からの信頼度が確実に低下をします。
仮に支払いの内容が仕入代金の支払ということであれば、今後、その支払先から取引を打ち切られる恐れがあります。
仮に取引が継続できるとしても、全額の前払いが取引の条件とされてしまう可能性もあります。
従業員に頼んで給与の支払いを待ってもらうことができるかもしれませんが、従業員が不安に感じて退社していく従業員も出て来るでしょう。
支払の延期は資金繰りを維持する上で有力な選択肢であることは事実ですが、その反面、取引先などを失う大きなリスクも背負うこととなります。

仕入代金や給料支払いの延期はリスクが大きい

ビジネスローンを利用する

金融機関や信販会社、リース会社、消費者金融会社などでは数多くのビジネスローンが取扱されています。

ビジネスローンは審査期間が短い

銀行の融資と比べてビジネスローンの最大の特徴は審査期間が短く、短期間に資金が調達できることです。
ビジネスローンのなかには即日融資を宣伝していることもありますが、2,3日程度、長くても1週間程度でビジネスローンは実行されます。
審査基準も銀行の融資審査に比べて低いですから、審査には通りやすい特徴もあります。

ビジネスローンは2,3日程度、1週間以内は利用が可能

ビジネスローンは金利が高いが・・・

一方でビジネスローンは金利が高いイメージがあると思います。
確かに銀行の融資金利に比べるとかなり高いです。
ただし短期間の利用であれば実際に支払う金利はそれほどでもありません。
仮に500万円を1ヶ月間、ビジネスローンを利用するとし、金利は10%と仮定します。
この場合、1ヶ月間で支払う金利は500万円×10%×1/12=4.166・・・
ざっと42,000円ほどです。
ちなみに1年間、ビジネスローンを利用すると金利は50万円となります。
ビジネスローンは短期間の利用により実際に支払う金利を低くすることができます。
ビジネスローンは短期間の利用により実際に支払う金利を低くすることができ、かつ事業でもっとも重要な資金繰りを維持することができます。
すぐに資金調達が必要な場合にはビジネスローンは強い味方となってくれ、かつ金利負担もそれほどではありません。

短期間の利用でビジネスローンの金利負担はそれほどではない

銀行の本音

銀行はすぐに融資をしてほしいという申し込みをとても嫌います。
すぐに融資が必要だということは資金繰りに支障があることを示しています。
資金繰りが不安定であれば融資の返済に大きな懸念が持たれる状態です。
そのため銀行はすぐに融資をしてほしいなど短期間のうちでの融資を実行を求める案件は敬遠します。
すくなくとも銀行に融資を申し込む際には1ヶ月以上先を融資希望日とする申し込みを行ってください。

銀行には融資希望日を1ヶ月以上先で融資の申し込みを行うことが適切

銀行融資の審査期間の目安のまとめ

以上、銀行融資の審査期間の目安についてまとめますと次のようになります。

まとめ

・銀行融資の審査期間の目安は1ヶ月から1ヶ月半
・銀行からの質問や資料の提出依頼に迅速に対応することにより1週間程度は審査期間を短くすることはできる
・仕入先への支払猶予の依頼は取引打ち切りなどの大きなリスクがある
・ビジネスローンは1週間程度以内に実行が可能かつ審査基準は銀行より低い
・短期間のビジネスローンの利用により支払う金利は低く抑えることが可能

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