急ぎですぐに借金をしてお金を用意をしないといけない場合に借り方について融資担当の銀行員が説明をします。
目次
急ぎの借金の場合は金利を優先しない
借金はないに越したことはないですが、急にお金が必要な事情が発生し借金をしなければならない時もあります。
急ぎで借金をしなければならない場合にはさしあたり金利が高いとか低いということは横におき、時間軸を優先することが大切です。
もっとも金利のことを気にしないといってもヤミ金融のような違法な業者が行っている借金には絶対に手を出してはいけません。
金利のことを気にしないといってもそれはあくまでもきちんと金融会社で行っている貸付の範囲内でのことです。
急ぎの借金の場合にはいったん金利のことは考えない
借金の順番の一般論
借金をする先としては大きく①銀行 ②政府系金融機関 ③消費者金融会社(銀行以外の民間の金融業者)の3つに分けられます。
そして十分ご存知のように借金をすると金利がかかります。
したがって借金を借りる一般論としては金利の低いところを優先して考えることが正しいということになります。
金利は一般的に次の順番で高くなっていきます。
日本政策金融公庫などの政府系金融機関がもっとも金利が低く、次が銀行、最も金利が高いのが消費者金融の順番です。
したがって一般論としてはお金を借りるには政府系金融機関から検討していくことがおすすめです。
借金の審査にかかる時間
借金を借りるには申し込みをして審査を受ける必要があります。
審査に要する時間が一般的に次の順番で長くなっていきます。
審査時間の長さはさきほどの金利が低い順番とは逆です。
消費者金融がもっとも短く、次が銀行、審査にもっとも時間がかかるのが政府系金融機関です。
すぐに借金が必要な場合
すぐに借金が必要な場合には審査時間がもっとも短い消費者金融が便利となります。
金利が低いからといって政府系金融機関や銀行に申し込みをしてもお金が必要な時期に間に合わない可能性が高いです。
これでは金利が低いとか高いとか言っている場合ではありませんね。
お金は必要な時に手元にないと意味がありませんから。
消費者金融の場合ですと最短で即日、借入することが出来ますから急いでいる時には大きな助けとなります。
急ぎの借金の場合には金利よりも時間を優先
1か月後にお金が必要な場合
この場合には審査に時間がかかってもまだ時間的な余裕がありますから、金利が低いところつまり政府系金融機関や銀行に借入を申し込むのが良いでしょう。
急いで金利が高い消費者金融に申し込む必要はありません。
金利よりも必要な時期を優先して選ぶ
金利は低いければ低いほど良いのですが、とにかく必要な時期にお金が用意出来ることが最優先で考えるべき事柄です。
したがって急いでお金が必要な場合には、やはり消費者金融が強い味方になります。
もっとも闇金融のような違法な金融業者の利用は絶対に避けましょう。
大手の消費者金融でも即日融資は今や当たり前のこととなっていますから、急ぎでお金が必要な場合には助かりますね。
ただしさきほどもご案内したように消費者金融は政府系金融機関や銀行に比べて金利が高いです。
そのためお金を借りる必要がある場合には、なるべく早めに動いて出来れば金利が低い政府系金融機関や銀行を考えたいところです。
急ぎの借金のまとめ
以上、急ぎの借金についてまとめますと次のようになります。
まとめ
・借金を急ぐ場合には金利は一旦横において時間軸を優先する
・借金を急がない場合には金利を優先して考える