複数のクレジットカードのリボ払いや奨学金の返済で苦しんでいる男性の方。
カードローンにてこれらの借金をリセットしてすっきりしたいものの、カードローンはなかなか元金が減らないという話も聞き躊躇しています。
どのようにしたら良いのかを説明します。
借金の返済が苦しい
借金の返済額は借金の件数に応じて増減します。
借金の件数が1件の場合はそれほど毎月の返済負担が重くないものの、借金の件数が2件、3件と増えれば増えるほど毎月の返済額が増加し返済負担が重くなります。
さきほどの男性の場合はクレジットカードのリボ払いが3件と奨学金が1件で合計4件の借金を抱えています。
仮にクレジットカードのリボ払いが1件だけであればそれほど返済額は多くにはならないと思いますが、合計4件の借金となれば返済額が増えて返済負担が重く圧し掛かってきます。
借金の件数を減らす
正常な状態で借金の返済額を減らすにはとにかく借金の件数を減らすことです。
その方法の1つとしてこの男性の方が考えているのがカードローンを借りてそれでクレジットカードのリボ払いや奨学金を返済することです。
この方法がうまくいけばそれまで合計4件あった借金がカードローン1件のみとなります。
ほぼ間違くなく毎月の返済額が少なくなり返済負担が和らぐことでしょう。
カードローンはなかなか減らない?
カードローンで他の借金を一本化することができれば毎月の返済額が今より少なくなるのですが、この男性の方が躊躇しているのがカードローンはなかなか元金が減らずに返済完了までたどり着けないのではないかということです。
カードローンの返済の内訳
カードローンの返済は毎月1回の返済が一般的です。
ある1つの例ですがカードローンの返済が毎月3万円の場合、その3万円の返済の内訳は次のようになっています。
この例ですとカードローンの元金の返済が23,750円、利息の返済が6,250円で合計3万円の返済となっています。
カードローンの返済を3万円しているにもかかわらず、元金の返済に3万円がすべて充当されるわけではなくまずは利息の返済に充てられて残りが元金の返済に充てられる仕組みになっています。
上の例ですと元金の返済に充てられる金額は23,750円ですが、3万円を返済しているつもりでも実際にカードローンの元金の返済は23,750円だというギャップがなかなかカードローンの元金が減らないという感覚になってしまいます。
おすすめはカードローンの任意返済
利息の返済が必ず発生しますから、毎月の返済がすべてカードローンの元金の返済に充当されないことはやむを得ないことです。
カードローンの元金の返済をもっと進めるには毎月の返済日以外の日に手元の資金にて返済をすることがおすすめです。
毎月の返済日以外の日に返済することを任意返済などと呼んでいますが、これはATMで簡単に行うことができます。
利息はカードローンの元金の残高に対して発生します。
利息を少なくするにはとにかくカードローンの元金の残高を減らすことですが、任意返済をカードローンの元金を減らすにはとても有効な方法です。
そしてカードローンの元金が減れば、利息の支払額が低下しますから、毎月の返済日の返済でも元金の返済に充当される好循環をもたらすことになります。
まとめ
カードローンは元金の返済がなかなか進まないと言われますが、任意返済を行えばカードローンの元金の返済は着実に進みます。
手元にお金の余裕がある場合にこまめに任意返済を行うことでカードローンの元金の返済を進めることができます。
カードローンにて他の借金を一本化できるのであればぜひ進めるべきです。