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銀行融資の基本 信用保証協会融資

保証協会で資金使途違反した場合の影響

中小企業や自営業の方が銀行から借入を受けるときに、よく利用されているのが保証協会です。
保証協会は中小企業や個人事業主が銀行から事業資金の融資を受ける際に保証人になってくれる公的機関です。
今回は保証協会付融資で事業資金以外に融資を使ってしまった、つまり資金使途違反をしてしまった場合の影響について説明をします。

保証協会で資金使途違反をした場合の影響

保証協会付融資を利用して運転資金や設備資金の事業資金として融資を受けたにも関わらず、別の目的で融資を使用してしまった場合の影響は次のとおりです。

資金使途違反した場合の影響

・融資の即時全額返済を求められる
・資金使途違反をした金額の返済を求められる
・今後の保証協会の利用が難しくなる

事例ごとに資金使途違反をした場合の影響は異なりますが、おおむねこれら3つの影響となります。
保証協会を資金使途違反した場合に無罪放免されるということはありません。

融資の即時全額返済を求められる

資金使途違反をした場合でもっとも重い影響のケースが融資全額を即時に一括返済を求められるということです。
融資の資金使途は融資契約時に運転資金とか設備資金のように契約書に明記されています。
融資は契約通りにきちんと返済をしていかなければなりませんが、それと同じ重みで資金使途はきちんと守る必要があります。
資金使途違反は融資の契約違反となります。
融資の契約違反とされて融資全額を即時に返済を求められても仕方がない状態です。
そこまでは銀行はしないだろうと考えるのは甘いです。
実際に管理者である私も資金使途違反を行った中小企業に対して融資全額の一括返済を求めたことは複数あります。
ある具体例としては運転資金として融資した資金をその翌日にすべて株式投資をした会社がありました。
資金使途違反を指摘して株式投資に流用した融資資金をすべて預金口座に戻るようにまずは依頼をしましたが、その会社からは「資金をどう使おうがこっちの勝手」といった具合にまったく聞いてくれる耳と持ちませんでした。
そのため悪質な資金使途違反だとして融資全額の即時返済を求めたものです。

資金使途違反のもっとも重い代償は融資全額の即時返済を求められること

資金使途違反部分の融資の返済を求める

融資全額の返済までいかないとしても資金使途違反をしてしまった金額の返済を求められることもあります。
資金使途違反となってしまったものの、その金額が比較的少額であったり悪意のようなものは感じられない場合にはその資金使途違反した一部の金額の返済を求めることに留めるというものです。

資金使途違反した一部の金額の返済を求められる

今後の保証協会の利用が難しくなる

保証協会付融資の場合、資金使途違反の事実は銀行から保証協会に報告がされます。
そして資金使途違反の事実は保証協会内に記録として残ります。
そのため今後の保証協会の利用が「以前に資金使途違反を犯した会社(人)」ということで保証協会の見方が厳しくなり審査に通らない可能性が出てきます。

資金使途違反をすると今後の保証協会の利用が難しくなる可能性がある

銀行が資金使途管理に厳格な理由

保証協会付融資の場合、保証協会からは申し込みに基づいて融資は運転資金(あるいは設備資金)として利用がされるように銀行に管理が求められます。
そして資金使途違反が発生した場合には銀行の管理不足を保証協会から指摘されて、将来代位弁済に保証協会が応じない可能性が出てきます。
代位弁済に保証協会が応じないということは銀行は貸倒損失が発生することとなり、大きな問題となります。
そのため保証協会付融資の場合には特に銀行は資金使途の管理に厳格なのです。

資金使途違反の防止策

ではどうすればよいのでしょうか。

運転資金の場合

運転資金において資金使途違反が発生するよくある事例としてはそれが資金使途違反になってしまうのかどうかよくわからないで行ってしまうというケースです。
実際にあった事例としては個人事業主が友人から運転資金として借入したものを融資で返済してしまったケースでした。
友人から借りた借金は運転資金としてであるので、それを返済しても運転資金だから問題がないという考えからのものでした。
しかし他の借入金の返済に充てることは運転資金ではなく資金使途違反になってしまいます。
これが運転資金なのかどうかわからない場合には銀行に確認することで資金使途違反が防止できます。

設備資金の場合

設備資金で資金使途違反が発生するよくある例としては当初の見積金額より少なったため、余った融資を別の目的に流用してしまったというものです。
見積金額が少なくなって、当初より少ない借入で済む場合は、銀行から保証協会保証付融資の実行を受ける前に必ず報告しましょう。
事前に報告をしてもらえれば、保証協会への簡単な手続で問題なく融資は実行されます。
ではだまって融資実行がされた場合はどうすればよいでしょうか。
その場合は正直に借入した銀行担当者に報告してください。
たぶんあまりいい顔はされないとは思いますが、報告しないよりははるかに良策です。
報告をうけた銀行担当者は保証協会に報告し事後策について協議をします。
融資全額の返済を求められるということにはならず、余った金額だけ返済するという手続きで特に問題なく終わります。

保証協会で資金使途違反した場合の影響のまとめ

以上、保証協会で資金使途違反が発生した場合の影響についてまとめますと次のようになります。

まとめ

・融資全額の即時一括返済が求められることがある
・全額ではないにしても資金使途違反の金額だけ返済を求められる
・今後、保証協会の利用ができなくなる可能性がある

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