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銀行融資の基本 銀行の本音

メガバンクと地方銀行、中小企業融資の違いを徹底解剖

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日本の銀行は大きくメガバンクと地方銀行の2つにわけることができます。
中小企業が融資を利用するにあたりメガバンクと地方銀行の違いについて融資担当の銀行員が説明をします。

メガバンクと地方銀行の定義

最初にメガバンクと地方銀行の定義を簡単に整理をしておきます。

メガバンクとの定義と役割

メガバンクは現在日本には3つが存在します。
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3つです。
メガバンクは日本の全国に支店網を張り巡らしており、全国規模の銀行です。
また日本だけにとどまらず、主要な海外にもその拠点を持っています。
アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジア、中東地域などの海外拠点をメガバンクを持っています。
メガバンクは日本国内および海外に張り巡らした拠点網を生かして、取引先の全国規模の展開や海外展開を支援する役割を担っています。

メガバンクは日本全国展開、海外展開を行い事業者を支援する体制を敷いている

地方銀行の定義と役割

地方銀行とはその名の通り地方銀行や信用金庫、信用組合を主に指します。
地方銀行は主に国内の一地方限定で事業者を支援する体制を敷いています。
地盤とする地域にはメガバンクよりもきめ細かい数が多い支店網を持っています。
地方銀行の中にはその地域以外や海外にも拠点を持つところが一部にあります。
地方銀行は地元で事業を行う事業者を支援する役割を担っています。

地方銀行は一地方で事業を行う事業者をきめ細かく支援する

メガバンクと地方銀行の違いと特徴

さてメガバンクと地方銀行の定義を整理をしました。
どちらも融資業務や預金業務を行う金融機関であることは共通しています。
しかしメガバンクと地方銀行では違いもあります。
このメガバンクと地方銀行の違いはそれぞれの定義や役割によって生じています。

メガバンクは大企業や中堅企業が中心

メガバンクは全国に支店網を張り巡らしていることや、海外にも拠点を有していることから、メインとしている顧客層は大企業や中堅企業となります。
大企業や中堅企業は全国レベルで事業活動を行っています。
また販売網や生産網を海外にも保有しているところが少なくありません。
したがってメガバンクはこれら大企業や中堅企業の全国や海外における事業活動を支援することに注力をしており、また強みでもあります。

地方銀行は地元の事業者が中心

一方の地方銀行ですが、地方銀行は一定の地域に密着した存在を自負しており地元の中小企業や個人事業主、中堅企業を主な顧客層としています。
一部の地方銀行には海外に拠点を有するところもありますが、それは限定的でありあくまでも地元の事業者を支援することを主な目的としています。

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メガバンクの中小企業向け融資の特徴と実態

メガバンクは全国的に事業を展開している事業者や海外展開している事業者を主な顧客層としていますが、では地元の中小企業や個人事業主を相手にはしないのかといえば、そうでもありません。
以下ではメガバンクにおける中小企業や個人事業主向けの融資の特徴の実態を説明します。

メガバンクでは中小事業者向けの専門部署が対応

メガバンクにおける中小企業や個人事業主向けの融資の取り扱いは3つのメガバンクによって温度差がありますが、以下でのある1つのメガバンクの実態を説明します。
メガバンクに限らず、銀行の顧客は会社などの事業者と純粋な個人の分野の2つにわけることができます。
そして法人などの事業者に対してはそのメガバンクでは大企業や中堅企業を取り扱う部署と中小企業や個人事業主を取り扱う部署の2つに分けて対応をしています。

メガバンクの中小企業・個人事業主取引は大企業の部署とは別の専門部署が対応

中小企業・個人事業主向け取引は効率化を重視

私たちの社会では法人の99%は中小企業や個人事業主が占めると言われています。
そのため法人の取引数においても数だけで言えば圧倒的に中小企業や個人事業主との取引が占めています。
では取引のボリュームはどうかといえば、やはり大企業・中堅企業と中小企業・個人事業主では事業者自体の規模が異なることに比例して、銀行の取引ボリュームは圧倒的に大企業・中堅企業の方が多いです。
つまり数は多いが取引ボリュームが小さいというのが中小企業や個人事業主との取引の特徴となります。
これをある側面で説明すると、中小企業や個人事業主との取引は効率が悪いということです。
法人取引においては原則として銀行の担当者がつきますが、中小企業や個人事業主との取引は数が多いために、担当者一人当たりの担当先数も100社以上となっています。
このようなことからメガバンクでは担当先に担当者が訪問するということを行いつつも、電話や電子メールなど効率化も図りながら行っています。

メガバンクが中小企業や個人事業主に提供する融資

メガバンクが中小企業や個人事業主に提供する融資は原則として信用保証協会の保証制度を利用した融資となります。
これはやはり大企業や中堅企業と比べると中小企業や個人事業主はどうしても事業基盤がぜい弱であり、そのために融資の返済能力も劣るのが実態です。
そのため公的機関である信用保証協会の保証制度を利用し、融資の回収面を確保しながらの融資となるのです。
もちろん一定の高い信用力がある中小企業には信用保証協会の保証制度を利用しないプロパー融資も行っています。
個人事業主向けのメガバンクの融資については信用保証協会の保証制度を利用した融資が100%だと考えてください。

中小企業・個人事業主向けのメガバンクの融資の大半は信用保証協会の保証制度を利用した融資

メガバンクの中小企業・個人事業主向け融資の本音

メガバンクの本音としては一部の中小企業を除いては、中小企業や個人事業主向けの融資は行いたくはないというのが本音です。
中小企業の中にもきらりと光る先もあります。
このような中小企業とはメガバンクも融資を含めて取引を積極的に行いたいという気持ちを持っていますが、それ以外の大半の中小企業や個人事業主とは取引をしたくはないというのがメガバンクの本音です。
なぜなら手間ばかりがかかり、取引の採算性が取れないからです。
全国に支店網を張り巡らし、また海外にも拠点を持っているメガバンクとしては、手間ばかりがかかり採算が悪い中小企業や個人事業主との取引に手をかけたくはないというがメガバンクの本音なのです。

中小企業や個人事業主とは取引をしたくはないというのがメガバンクの本音

地方銀行の中小企業融資の特徴

それでは地方銀行、信用金庫、信用組合の中小企業向け融資の特徴を説明します。

地方銀行は中小企業が主要顧客

地方銀行、信用金庫、信用組合は特定の地域に地盤を置く金融機関です。
そのためその地域にある主に中小企業や個人事業主が主要な顧客層となります。

地方銀行は地域の中小事業者を支援することが役割

地方銀行は地域の中小企業や個人事業主を支援することを主な役割としています。
よく「地域密着」というフレーズがありますが、このフレーズはまさに地方銀行に当てはまるものです。
地域の融資制度にもメガバンクより熟知しており、低金利や金利の補給など事業者にとって有利な融資を積極的に案内をしています。

地方銀行の審査基準はメガバンクより緩め

地方銀行や信用金庫、信用組合から融資を受ける場合には、もちろん審査に通る必要があります。
しかしその審査基準は一般的にメガバンクよりは緩めになっています。
そのためメガバンクでは通らない融資も地方銀行や信用金庫、信用組合では融資審査に通る可能性があります。
地方銀行においても中小企業や個人事業主向けの融資は信用保証協会の保証制度を利用したものが主流になりますが、信用保証協会への交渉も事業者側の立場になって積極的に行ってくれます。

地方銀行は地域の中小企業や個人事業主にメガバンクより積極的に融資支援を行う傾向がある

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メガバンクと地方銀行のどちらと取引をするか

さてここまでメガバンクの中小企業や個人事業主向けの支援の特徴やその本音、地方銀行の特徴について説明を行ってきました。
これらメガバンクと地方銀行の特徴を踏まえてどちらと取引をするのがメリットがあるのかを説明します。

両方とつきあうのが正解

結論から申し上げますとメガバンクと地方銀行の両方と取引を行うのが正解です。
なぜならメガバンクとの取引にはメガバンクならではのメリットがありますし、地方銀行との取引には地方銀行ならではのメリットがあるからです。

メガバンクと地方銀行の両方と取引するのが良い

メガバンクとの取引メリット

さきほども説明をしましたが、メガバンクは地方銀行に比べると中小企業や個人事業主には冷たいです。
しかしメガバンクと取引があることでメガバンクを信用力を持ち合わせることができます。
例えば売上の入金口座を販売先に提示する場合、地方銀行の預金口座よりもメガバンクの預金口座を指定することで、「あそこはメガバンクと取引があるのか」と一定の信頼度を販売先に与えることができます。
またメガバンクは全国規模の金融機関ですから、全国に顧客を有しています。
またその顧客層の中心は大企業や中堅企業です。
そのため取引先紹介、つまりビジネスマッチングにおいても自社よりも、あるいは現在の取引先よりも規模が大きく信用度が高い先を紹介してくれる可能性があります。
要するにメガバンクの信用力を利用することで自社の信用力や販売網を高めることができるというメリットがあります。

メガバンクと取引をすることで自社の信用力を高めることができる

地方銀行との取引メリット

地方銀行はとにかく地域密着ですから、その地域の中小企業や個人事業主に手厚い支援をしてくれます。
資金繰りに困ったときでもメガバンクに比べて親身になって相談に応じ、かつ融資により資金繰り支援が受けやすい傾向にあります。
またメガバンクに比べて有利な融資商品の案内や担当者の訪問回数も多いです。
そのため相談しやすさが地方銀行との取引には期待できます。

地方銀行と取引することで親身になっていろいろと相談をし、支援を受けやすい

メガバンクとの取引に関する相談事例

それではメガバンクとの取引に関する中小企業からの相談事例をご紹介します。

質問

家族経営で中小企業として小さな店を経営しています。
経営を始めてから5ヶ月が経過しました。
少しずつですが、お客さんにも信頼されるようになり自信もついてきました。
経営を始めたころは手元のお金がなくなったら諦めるつもりでしたが、少し欲も沸いてきています。
運転資金として3百万円ほど借入したいと考えています。
近くにメガバンクがあり、預金口座を利用しています。
近くて便利なために今回の融資もこのメガバンクが利用できればと思っていますが、メガバンクは小規模な中小企業も相手にしてくれるものでしょうか。

メガバンクと地方銀行の違い

大企業はメガバンク、小規模な中小企業は地方銀行や信用金庫といったイメージがありますが、そもそもメガバンクと地方銀行との違いは何でしょうか。
ここにメガバンクが小規模な中小企業を相手にするかどうかの答えがあります。

業務内容はほぼ同じ

メガバンクと地方銀行ですがともに銀行ですので預金や融資など金融業務の中身は同一です。
違いを見つけることの方が難しいのではないでしょうか。
地方銀行の中でも大企業と取引をしているところもあります。
融資業務、預金業務、為替業務ともメガバンクと地方銀行で違いはありません。

支店網が違う

地方銀行の国内店舗網は基本的にその地方中心の構成となっています。
全国津々浦々に支店網を張り巡らしているとは言えません。
また外国に支店を開設している地方銀行はごく一部でしょう。
これに対してメガバンクは基本的に全国津々浦々に支店網を張り巡らしています。
また外国の主要な地域にもメガバンクは支店を開設をしています。
このように支店網がメガバンクと地方銀行の大きな違いでしょう。

メガバンクは小規模な中小企業とも取引を行う

支店網はメガバンクと地方銀行で違いがありますが、取引相手方、つまり大規模か小規模かによって取引の制限は設けていません。
したがって小規模な中小企業であってもメガバンクの融資取引を含めた取引をすることが可能です。
現に多くの小企業な中小企業がメガバンクから融資を受けています。
小規模な中小企業だからといってメガバンクが相手にしてくれないということはありません。
もっとも小規模な中小企業は大企業に比べて世の中の数が多いです。
また小規模な中小企業は大企業に比べて融資のボリュームなどにどうしても違いが生じています。
そのため現在ではメガバンクは小規模な中小企業との取引はどこかの拠点に集約をするなど効率化が進めています。
しかし繰り返しですがメガバンクが小規模な中小企業をほとんど相手にしないということはありません。

メガバンクと地方銀行、中小企業融資の違いを徹底解剖のまとめ

それではメガバンクと地方銀行、中小企業融資の違いを徹底解剖についてまとめますと次のようになります。

まとめ

・メガバンクは大企業や中堅企業が主要な顧客層
・地方銀行は地域の中小企業や個人事業主が主要な顧客層
・メガバンクでも中小企業や個人事業主との取引は行う
・ただしメガバンクでは取引の効率化を重視し、本当は積極的に取引をしたくないのが本音
・地方銀行の融資審査基準はメガバンクより一般的に緩やか
・メガバンクと地方銀行の両方と取引することがおすすめ
・メガバンクと取引をすることでメガバンクが持つ信用力を自社に生かすことができる
・地方銀行は訪問回数も多く、些細なことでも気軽に相談ができる

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