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銀行融資の基本 資金繰り

改善計画の書き方 ポイントは具体的数字

業績の悪化などで銀行に資金繰り支援を相談する際には改善計画の提出を求められることが少なくありません。
具体的な改善計画の書き方を説明する前に、改善計画で絶対にポイントなることをお伝えします。

改善計画とは

最近数年間にわたって赤字決算が続いている状況などで銀行に融資を含めた資金繰りの支援を要請する場合に、私たち銀行員は今後の決算改善を期待して追加融資を含めた資金繰り支援を検討することとなります。
その際、資金繰り支援の検討にあたって提出をお願いする資料に改善計画があります。
改善計画は今後どのようにして利益が確保出来る体質に事業を構築していくかを示していただく資料です。
またどのようにして資金繰りを維持し改善していくのかを示していただく資料です。

よくある改善計画の例

改善計画の柱は入ってくる方、つまり売上をどのように増やすか(減少に歯止めをかけるか)と、出ていく方、つまりコストをどのように抑制していくかになるかと思います。
そして改善計画の中心になるのは、やはりどのようにして売上を増やしていくかになるかと思います。
実際、取引先に改善計画をお願いして提出いただく内容の大半は売上を拡大して改善していく計画です。
売上を増加させる改善計画自体は悪くはありません。

「言葉」での計画が多いが…

実際に提出を受ける改善計画の中身は様々なのですが、よくある改善計画の例は「言葉」での改善計画が多いということです。
例えば、
・営業活動を強化して受注の拡大を図る
・A社からの受注機会の増加を図る
・品ぞろえを強化して売上増強を図る
・お客のニーズにマッチした商品の販売強化
などです。
その通りだと思うのですが、言葉だけでは私たち銀行員には説得力に欠けるのです。
受注の拡大を図る、売上増強を図る、その結果、売上が月間いくら、年間いくら増えるのか、それに伴い利益がいくら増えるのか、数字を知りたいのです。
銀行では取引先に対する資金繰り支援を行うには稟議が必要ですが、それはさきほどのような言葉の羅列では稟議は通りません。
では銀行にも通用する改善計画の書き方とはどのようなことがポイントになるのでしょうか。

改善計画の書き方のポイントは具体的な「数字」

改善計画の書き方のポイントは今後の施策の言葉とともに具体的な数字での改善計画です。
施策の言葉を具体的な数字にして示すことが改善計画の書き方のポイントとなるのです。
もっとも数字で示すことは簡単ではないと思います。
実際のところやってみなければわからないという面もあると思います。
ただ計画でも良いので、具体的数字を示してほしいのです。
改善計画を資料としてお願いする状況での追加融資などの資金繰り支援は、銀行としては慎重な判断を求められる難しいものとなります。
銀行内での融資稟議にどれだけ具体策を言葉で記載しても、稟議は通りません。
稟議に具体的数字を織り交ぜないと稟議は通らないのです。
ぜひ改善計画には具体策とともに、数字も織り交ぜたものでお願いします。
具体的な数字で示す。
これが改善計画の書き方のポイントの出発です。

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