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個人の借金

持ちすぎのクレジットカードが住宅ローン審査に与える影響について

クレジットカードは多くの人が保有しており、1枚だけではなく2,3枚と複数のクレジットカードを持っている人も少なくありません。
住宅ローンは個人ローンの中でもっとも審査が厳しいローンですが、クレジットカードを持ちすぎであると住宅ローンの審査に良くない影響を与えるのでしょうか?
融資担当の銀行員が説明をします。

クレジットカードの保有枚数が多いと住宅ローンの審査に不利?

クレジットカードを持ちすぎであると住宅ローンの審査に影響を与えるのか、与えるとしてどのような影響があるのでしょうか?

クレジットカードと住宅ローンの審査項目との関係

住宅ローンの審査項目一覧
この図は銀行で実際に行われている住宅ローンの審査項目を一覧にしたものです。
この住宅ローンの審査項目の中でクレジットカードが関係するところは9の返済比率と10の他社借入状況の2つです。

クレジットカードの保有枚数は住宅ローンの審査に関係はない

まずクレジットカードを持っている枚数ですが、結論から言って仮にクレジットカードを100枚持っていても、クレジットカードの枚数自体は住宅ローンの審査にはマイナスにはなりません。
クレジットカードを持っていない、クレジットカードは1枚だけ持っている、クレジットカードを100枚持っている。
いずれの場合もクレジットカードを持っている枚数そのものは住宅ローンの審査には何の影響もありません。
クレジットカードを100枚持っていて持ちすぎだからということで住宅ローンの審査が不利になることはありません。

クレジットカードの保有枚数自体は住宅ローンの審査には影響しない

クレジットカードの支払状況は影響する

このように何枚クレジットカードを持っていても、クレジットカードを持ちすぎであってもそのこと自体は住宅ローンの審査には影響しません。
クレジットカードが住宅ローンの審査に影響してくるのはまずはクレジットカードの支払状況です。

クレジットカードの支払状況は個人信用情報に登録されている

クレジットカードを買い物で利用すると、翌月か翌々月にクレジットカードから請求がきて支払いをする必要があります。
このクレジットカードの支払状況が住宅ローンの審査に影響してくるのです。
クレジットカードの支払いを支払日にきちんと行っているか、支払日に間に合わずに後で支払いをしているといった支払状況は個人信用情報に登録されています。
そして住宅ローンの審査では必ず個人信用情報の調査が行われます。
クレジットカードの支払いを支払日にきちんと行っていれば住宅ローンの審査には何らマイナスになることはありません。
しかしクレジットカードの支払日に支払っておれず、翌日を含めて後日支払いをしていると住宅ローンの審査には間違いなくマイナスとなります。
クレジットカードの支払いが支払日に間に合わなかった回数が1回程度であれば、住宅ローンの審査に与える影響は軽微です。
ところが支払日に間に合わなかった回数は複数回になると、住宅ローンの審査にはマイナスとなります。
マイナスどころが住宅ローンの審査には通りません。
さきほどの住宅ローンの審査項目一覧ではクレジットカードの支払状況は10の他社借入状況の部分となります。

クレジットカードの支払いを支払日にきちんと行っていないと住宅ローンは通らない

クレジットカードのキャッシング枠は影響する

クレジットカードにはキャッシング枠というものがついていることがあります。
クレジットカードのキャッシング枠というのはクレジットカードの付帯サービスの1つで、簡単に言えば借金枠ということです。
そしてクレジットカードのキャッシング枠は実際に利用していない、利用しているに関わらずキャッシング枠まで借金をしているものとして住宅ローンでは審査されます。
なぜならキャッシングはキャッシング枠まではいつでも利用ができる状態であり、住宅ローンの審査ではキャッシングを使っていないとしても保守的にキャッシング枠一杯まで使っている、つまり借金があるものとして審査が行われます。
クレジットカードを持ちすぎの状態でそれぞれにキャッシング枠をついていれば、合計ではキャッシング枠は数百万円になることも考えられます。
そして住宅ローンの審査では数百万円の借金があるものとして審査が行われます。
これはさきほどの住宅ローンの審査項目一覧では9の返済比率に悪い影響を与えます。
このため実際にはキャッシングを1円も使っていないにもかかわらず、クレジットカードを持ちすぎてキャッシング枠合計が多額のために返済比率の審査基準に引っ掛かり住宅ローンが通らないことがあるのです。

クレジットカードのキャッシング枠の多さで住宅ローンが通らないことがある

クレジットカードのリボ払いは影響する

クレジットカードの支払方法の1つとしていわゆるリボ払いがあります。
このクレジットカードのリボ払いは借金です。
そのためさきほどの住宅ローンの審査項目一覧の9の返済比率に影響します。
リボ払いの残高が多いと延滞することなくきちんと支払いを行っていても、返済比率に抵触して住宅ローンに通らないことがあります。

クレジットカードのリボ払いは住宅ローンの審査にマイナスの影響となる

クレジットカードの分割払いは分割回数により影響する

クレジットカードの支払方法の1つに分割払いがあります。
リボ払いの親戚のような支払方法ですが、クレジットカードの分割払いはその支払回数によって住宅ローンの審査に影響するかどうかが異なってきます。

2回払いは影響しない

分割払いで分割の回数は2回の場合には住宅ローンの審査には影響しません。
分割の回数が2回の場合にはその利用代金は借金とは考えないからです。
そのため9の返済比率にも影響せずに住宅ローンの審査には影響しません。

分割払いは2回は住宅ローンの審査には影響しない

3回以上の分割払いは影響する

分割払いの回数が3回以上の場合には住宅ローンの審査に影響します。
クレジットカードの分割払いの回数が3回以上の場合はその利用代金は借金となります。
そのため返済比率の審査基準に影響してきます。

分割払いが3回以上は住宅ローンの審査に影響する

持ちすぎのクレジットカードが住宅ローン審査に与える影響についてのまとめ

以上、クレジットカードの持ちすぎが住宅ローンの審査に影響するかどうかについてまとめますと次のようになります。

まとめ

・クレジットカードの保有枚数自体は持ちすぎでも住宅ローンの審査に影響しない
・クレジットカードのキャッシング枠は住宅ローンの審査に影響する
・クレジットカードの支払状況は住宅ローンの審査に影響する
・クレジットカードのリボ払いは住宅ローンの審査に影響する
・クレジットカードの2回の分割払いは住宅ローンの審査に影響しない
・クレジットカードの3回以上の分割払いは住宅ローンの審査に影響する

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