信用保証協会融資

信用保証協会の審査に落ちたが、別の信用保証協会であれば可能性がありますか?

例えば東京信用保証協会の審査は落ちたが、神奈川県など別の信用保証協会の審査には通る可能性はあるのかどうかというテーマです。
ある信用保証協会の審査には落ちたが、別の信用保証協会の審査には通ることはあるのでしょうか。

信用保証協会とは

信用保証協会とは信用保証協会法という法律に基づいて設立がされている公的機関です。
信用保証協会の利用者の多くは中小企業や個人事業主です。
中小企業や個人事業主は一般的に事業基盤が弱く信用力が弱いと言えます。
信用力が弱いとスムーズに銀行から融資が受けづらくなります。
そこで公的機関である信用保証協会が融資の保証人になることにより、信用力が弱い中小企業や個人事業主であっても銀行からスムーズに融資が受けやすくなるような役割を担っているのです。

信用保証協会は全国にある

この中小企業や個人事業主の強い味方になってくれる信用保証協会ですが、信用保証協会は全国の都道府県に最低1つは設置されています。
東京であれば東京信用保証協会、北海道であれば北海道信用保証協会、福岡であれば福岡県信用保証協会といった具合です。

信用保証協会は国に保険をかけている

さて、ある信用保証協会の審査には落ちたが、別の信用保証協会の審査には通ることはあるのどうかを説明する前に「信用保証協会は国に保険をかけている」ということの理解が必要です。
信用保証協会は中小企業や個人事業主の求めに応じて銀行に融資の保証人になっており、万が一中小企業や個人事業主が銀行に融資の返済ができなくなった場合には、中小企業や個人事業主に代わって信用保証協会は銀行に融資の返済を行います(これを代位弁済と呼んでいます)。
この代位弁済のために実は信用保証協会は国に保険をかけているのです。
保険は数種類ありまして、一般保険とは無担保保険などに分けられています。
そしてそれぞれの保険には上限があります。

保険は全国共通

信用保証協会が国にかけている保険ですが、これは全国のそれぞれの信用保証協会に別個で付与されているものではなく全国共通の仕組みです。
例えば東京信用保証協会がある保険を使用すれば、別の信用保証協会は保険の上限から東京信用保証協会が利用している残りの部分で保険を利用することになります。
この保険の仕組みが「ある信用保証協会の審査には落ちたが、別の信用保証協会の審査には通ることはあるのでしょうか」に影響してくるのです。

ある信用保証協会の審査には落ちたが、別の信用保証協会の審査には通るケース

このケースの前提条件としてはさきほどの保険においてある信用保証協会が保険を利用しているものの、まだ保険の枠が残っている場合です。

審査は信用保証協会により異なる

銀行も信用保証協会の審査に対する基本目線は同じだと言えるのですが、やはり審査は人間が行いますので審査判断に違いが出てきます。
そして全国にある信用保証協会はそれぞれ別個に審査を行っています。
したがってある信用保証協会での審査には落ちたが、別の信用保証協会では審査に通ることがあるのです。
実際にある信用保証協会での審査には落ちたが、別の信用保証協会では審査に通ることがあります。
またある信用保証協会では1,000万円しか審査には通らなかったが、別の信用保証協会では3,000万円まで審査に通ったということも実際にあります。

ある信用保証協会の審査には落ちたが、別の信用保証協会でも審査に落ちた

ある信用保証協会の審査には落ちたが、別の信用保証協会でも審査に落ちたというケースは2つ考えられます。

保険の枠がもうない

1つのケースはさきほど説明したように全国の信用保証協会で共通で使っている保険の枠がもうないというケースです。
このようなケースではどこの信用保証協会に行っても審査は落ちます。

審査が通らない

保険の枠にまだ余裕はあるものの、業績不振などの理由で審査に落ちたというケースです。
信用保証協会により審査は異なりますが、業績不振などで審査に落ちたということは十分にありうることです。

どこの信用保証協会が使えるか

なお信用保証協会は全国にありますが、どこの信用保証協会でも利用ができるということではありません。
利用できる信用保証協会は、
・本店所在地の信用保証協会
・支店登記をしている場合の支点所在地の信用保証協会
・工場などがありその地域に税金を納めているところの信用保証協会
です。
このように利用できる信用保証協会には制限があります。

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