不動産業に対する当座貸越


2014年10月01日

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質問
不動産業を営んでいます。
友人が経営して入る会社(同業の不動産業)では銀行から当座貸越の枠(プロパー)が設定されています。
私の取引銀行に聞いてみましたが、不可能と言われました。
プロジェクト以外では資金需要は生じないので無理とのこと。
ただ当座貸越の枠があると助かるのは事実です。
友人の会社ではどういうことで設定してあると考えらえるでしょうか?

回答
ご指摘のとおり不動産業は基本的に運転資金を必要としません。
したがって銀行も信用保証協会も運転資金に対する審査は慎重姿勢です。
当座貸越の使途は基本的に運転資金ですから、設定することは原則不可です。
プロジェクト毎に融資を検討するのが銀行の基本スタンスです。
当座貸越を設定すれば、プロジェクトに流用される懸念が多く危険な融資となってしまうからです。

もっとも不動産業から見ればプロジェクトを手掛ける際に全額を借入出来れば良いのですが、物件の銀行評価額が低かったため、借入額が少なくなったり、物件取得資金以外は借入が出来ないことが多々あります。
そういった不足部分を補うために借入が必要なこともよくあることです。
私が勤務している銀行の考え方からご案内しますと例えば他の担保(預金や他の不動産)を取ることを条件にして運転資金枠を設けることを許容しています。
つまり担保フルカバーを条件にして運転資金枠の設定を認めています。
無担保では無理です。
ご友人の会社は何かしらの担保を差し入れることで当座貸越の枠設定を受けているかもしれません。






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