預金平残は信用与信額のバロメーター


2014年12月10日

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中小零細企業向けに信用与信、つまり無担保扱いのプロパー融資は銀行にとってはもっとも回収リスクの高い融資となります。
このような信用与信を検討するにあたってはまずは業績が堅調であることが条件の1つになります。
しかし業績が良ければそれだけで良いかと言えば、そうではありません。
中小零細企業は事業基盤が盤石ではないため、ちょっとしたことで業績はすぐに悪化してしまうリスクがあります。
このため銀行も中小零細企業向けには単に業績が良いからと言って、すぐに信用与信を検討することは出来ません。
業績に加えて信用与信を検討するバロメーターに預金平残の数値があります。
これは「普通預金に平均して3,000万円ほどの残高があるから、3,000万円程度の信用与信は大丈夫だろう」という判断です。
この普通預金の平均残高は銀行用語では「流動保全」などと呼ばれています。
もちろん正式担保ではありませんが、いつもある預金はいざという時に保全となります。
また平均残高の変動は中小零細企業のリアルな業績変動の目安ともなります。

預金をどの銀行に預けておくかは預金者に選択権がありますが、この銀行とは長くつきあっていきたい、頼りになる銀行だというところがあれば、その銀行に預金を置いておくことで融資の融通が利くようになります。






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