銀行融資審査マニュアル27 支払条件短期化に伴う運転資金融資

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支払条件短期化にともなう銀行融資の審査は厳しい

支払条件が短期化すると今まで以上に早く仕入資金の支払いなどが発生し、売上代金回収までの立替期間が長くなりますから、資金不足が発生するものです。
支払条件の短期化は融資先の信用力が低下したなど、マイナス面によるところが多く銀行融資の審査は非常に厳しいものとなります。

なお支払条件短期化に伴う所要運転資金は次の算式により計算することが出来ます。
所要運転資金=平均月商×仕入債務回転期間減少月数

銀行融資の審査目線

支払条件の短期化に伴う銀行融資の審査目線はつぎのようなものになります。

・支払条件短期化により融資先が受けるメリットはなにか(例えば値引きなど)
・信用力の低下により支払条件が短期化しているのではないか
・仕入先に早く仕入資金を払うことにより、実質的に仕入先を金融支援しているのではないか

銀行融資の審査においては過去の決算書や直近の試算表での仕入債務回転期間の推移を確認し、融資先からの「仕入条件が短くなった」などの申し出内容の裏づけが出来るかどうかを確認します。
過去の仕入債務回転期間の推移などで申し出内容の裏づけ確認が出来ない場合には、別の原因による資金需要が疑われるため、真の資金使途を見極めて融資是非の審査を行うことになります。

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