預金残高の低下で融資方針の見直しをする場合があります

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銀行は融資後の融資先の業績状況を見ています。
融資先の業績状況を把握する方法としては、年に1回の決算書やその間の試算表による業績チェックが代表的なものです。
しかし業績状況を把握するのにもっと手っ取り早い方法があります。
それは預金残高の推移です。

融資取引があるということはその融資先は必ず預金口座を保有しています。
その預金口座の残高の推移を銀行は見ているのです。
人が目で確認するというよりもシステムが常に残高をウォッチしており、一定のレベルの減少があれば、それをシステム上でアラームとして示す手はずになっています。

銀行が預金残高の推移を重視するのは、預金、つまり現金は嘘をつかないからです。
業績が良好で儲かっていれば預金残高は増加するはずです。
逆に業績が悪化しており赤字が続いていると預金残高は減少するはずです。
預金残高はもっとも手っ取り早く、かつ正確に融資先の状況を示す指標なのです。

預金残高が過去の一定時期と比べて減少している場合、銀行はその融資先に対する融資方針を見直す場合があります。
例えば従前は積極的に無担保でもプロパー融資を行う方針であっても、その後に預金残高が減少しているようなケースには、プロパー融資ではなく信用保証協会の保証付融資にて融資先の資金需要に対応するといった具合です。

photo by: buergi

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