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銀行融資の基本 融資審査マンの見方

消費者金融から借入した場合の創業融資への影響と対応策

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独立開業を目指す人にとって銀行などの創業融資は独立開業にあたって必要となる資金を調達する手段として多くの人に利用されています。
今回は独立開業する人が消費者金融からの借入を抱えている場合、創業融資の審査にどのような影響を与えるかについて融資担当の銀行員が説明をします。

消費者金融からの借入が開業資金や創業融資に与える影響

消費者金融からの借入をしている場合、創業融資(開業資金融資)にどのような影響を与えるかを説明します。

消費者金融と創業融資の違いとは

まずは消費者金融と創業融資の信用情報における違いについて整理をしておきます。
個人が利用する消費者金融は旅行代金や生活費など純粋にその個人の日々の生活にかかわる資金を対象にしています。
これを金融用語では消費性の資金と呼ばれています。

個人向けの消費者金融のローンは消費性のもの


これに対して創業融資は個人の生活費や旅行代金のための資金ではなく、個人が行う事業で必要となる資金を対象にしています。
創業融資は消費性の融資ではなく事業性の融資です。

創業融資は事業性の融資


消費者金融は消費性、創業融資は事業性ということで、実は銀行などの金融機関では消費者金融のローンと創業融資とはまったく別物としてとらえています。

個人信用情報の違い

この消費者金融のローンと創業融資では個人信用情報の取り扱いにも大きな違いを生み出しています。
私たちのローンやクレジットカードの利用状況などは個人信用情報機関に登録がされています。
消費者金融の利用も個人信用情報機関に登録がされています。
これに対して創業融資など事業性の融資の利用状況については個人信用情報機関には登録がされません。
利用者は同じ個人であるにも関わらず、消費者金融の利用は個人信用情報機関に登録がされるのに対して、創業融資の利用は個人信用情報機関に登録がされないのです。

個人信用情報は消費性にかかわるもの

実は個人信用情報はローンやクレジットカード、消費者金融など消費性のローンなどの情報を登録の対象としています。
創業融資は事業性の融資であって消費性のものではないために個人信用情報機関には登録がされないことになっているのです。

・個人信用情報はローンやクレジットカードなど消費性の利用が登録の対象
・創業融資など事業性の融資は個人信用情報の登録対象外

消費者金融の利用が創業融資の審査に与える影響

このように消費者金融は消費性のローンであり、事業性である創業融資とは別物だと銀行などの金融機関は考えています。
こうなると消費者金融からの借入は創業融資の審査には何ら影響を与えないように感じられると思いますが、実は消費者金融からの借入があると創業融資の審査に大きな影響を与えます。
そしてその影響はプラスではなくマイナスの影響です。

消費者金融に対するイメージ

消費者金融は一般的に銀行のカードローンなど個人ローンに比べると金利がかなり高い水準となっています。
借金をする際には誰でも金利が低いローン商品を選ぶはずです。
ではなぜ金利がかなり高い消費者金融を利用するのでしょうか。
消費者金融を利用する理由は個人毎に異なるところはあるとは思いますが、おおむね共通していることは「お金に困っている」ということです。
お金に困っているから金利が高いものの消費者金融を利用せざるを得ないということが共通していると考えられます。
銀行もまったく同じ感覚です。

消費者金融を利用しているイメージは「お金に困っている」

融資の返済能力の大きな懸念が持たれる

創業融資を含んで融資は返済をしなければなりません。
そして安定してきちんと融資を返済するにはお金、つまり資金繰りが安定していることが前提条件です。
消費者金融を利用しているということはどうしてもお金に困っている、資金繰りが苦しいというイメージを持ってしまいますから、銀行は融資を行ってもそれが返済されないのではないかという大きな懸念を持ってしまいます。

消費者金融を利用している→融資の返済能力に大きな懸念を持ってしまう

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日本政策金融公庫・銀行・信用金庫等公的機関での創業融資審査のポイント

ここで銀行など金融機関における創業融資の審査ポイントを説明します。

まずはこれまでの経歴

創業融資ということはこれから事業を始めるにあたって必要となる資金を融資の対象としています。
そして創業融資は創業後の事業の利益により返済をしてもらうことになります。
そのためまずはその事業は安定的にうまく行くのかどうかを審査では重要視しています。
ただ創業融資ですから今までの実績はなく、これから始める事業の行く末を銀行は想像しながら検証していくことになります。
その際、大きな検証材料となるのが創業する人のこれまでの経歴です。
例としてラーメン店を創業するとします。
そして創業する人が今までラーメン店で勤務しているのであれば、創業するラーメン店の事業のノウハウを知っており、うまくやっていけるのではないかという期待が持てます。
一方で今まで運送の仕事をしていた人がラーメン店を経営したいとして創業融資の相談に来られても、果たして今後うまくやっていけるのかどうかについて大きな懸念を持たざるを得ません。
したがって創業融資の審査の最初のポイントは創業する事業においてこれまで経験があるかどうかということです。

創業融資においてはこれまで同じ事業を経験したことがあるかどうかの経歴が重要

信用情報

さきほど創業融資は事業性の融資であると説明をしました。
消費者金融など消費性の融資とは異なる性格を持っています。
ただし事業性であろうと消費性であろうと利用している人は同じ人です。
したがって消費者金融など消費性の借入の取引状況、つまりきちんと返済をしているか、延滞などをしていないかといったことは事業性の融資である創業融資においても非常に気になるポイントです。
消費性のローンは延滞ばかりをしているが、事業性の創業融資は別物だからきちんと返済ができるとは到底考えられません。
そのため創業融資の審査の過程においてその人の個人信用情報を調査されます。
個人信用情報を調査すれば、その人のお金の状態が手に取るようにわかります。
したがって個人信用情報を調査した結果、返済状況が良くないとか、延滞をしているといった情報があれば、創業融資の審査に通ることはありません。

個人信用情報は創業融資の審査に大きな影響を与える

消費者金融の利用有無は個人信用情報の調査でわかる

創業融資の申し込みをした人が消費者金融を利用していることを申告しなかったとしても、個人信用情報の調査により消費者金融の利用の有無は判明します。
そして個人信用情報の調査の結果、消費者金融の利用が判明した場合には残念ながら創業融資の審査には通らないと考えてください。

消費者金融の利用があると創業融資の審査には通らない

消費者金融利用時の対応策

消費者金融を利用している状態で創業融資を受けることは現実にはハードルが高いです。
したがって消費者金融を利用している場合にはとにかく消費者金融の完済を最優先にしてください。
それでも独立開業をしたい場合には銀行以外での資金調達を考えなければなりません。

ビジネスローンの検討

銀行以外での創業資金の調達の次善策として多いのはカード会社や信販会社、消費者金融会社が取り扱いをしているビジネスローンの利用検討です。
ビジネスローンにおいても独立開業に必要な資金は融資の対象としています。
金利が高く銀行の創業融資に比べると条件がきつい側面はありますが、創業後の事業で返済が可能であればビジネスローンを利用して念願の独立開業の道があります。

創業融資の相談事例

それでは実際の創業融資の相談事例を紹介します。
参考にしてください。

創業融資に関する質問

現在、個人での起業を計画しています。
創業融資の調達を考えていますが、1つ心配なことがあります。
それは私自身が消費者金融から借り入れがあることです。
消費者金融から借金があると創業融資の調達はやはり難しいでしょうか?

個人信用情報の対象は?

私たち個人がカードローンやクレジットカード、消費者金融を利用している場合、その利用状況や返済状況は個人信用情報機関に登録がされています。
そして新たにカードローンや消費者金融の新規申し込みを行う際には金融会社は必ずその人の個人信用情報を調査して審査の参考にしています。
カードローンやクレジットカード、消費者金融は消費性の借金と呼ばれていますが、個人信用情報の登録対象となっている借金はこの消費性の借金です。

創業融資は事業資金

一方で今回のような創業融資は事業資金と呼ばれており、消費性の借金とは異なります。
そのため創業融資の借入状況は個人信用情報には登録がされません。

審査時に個人信用情報が調査される

しかしながら消費者金融から借金をしている個人と今回の創業融資の融資を受けようとしている個人は同一人物です。
融資の種類に消費性の借金と事業資金の違いはあっても借りる人は同じ人です。
つまり同じ財布ということです。
したがって消費性の借金は返済が出来ないが事業資金の返済は出来るということにはなりません。
なぜなら同じ財布だからです。
そのため創業融資の融資審査においては原則としてその人の個人信用情報が調査されます。

消費者金融から借金がある場合は創業融資は難しい

そもそも借金を返済するには資金繰りが安定していなくてはなりません。
資金繰りが不安定であれば毎月確実に借金が返済できるかどうか銀行は不安となります。
この点において消費者金融からの借金の存在はその人の資金繰りが苦しいとか不安定であるという印象をもってしまいます。
消費者金融というのは一般的に金利が高金利です。
高金利の借金はなるべく行いたくないはずです。
それでも消費者金融という高金利の借金を行うということはどうしてもその人の資金繰りが苦しいとか不安定であることを感じてしまいます。
銀行としては融資は最後の1円まできちんと返済してもらわなければなりません。
そのためには何よりも資金繰りが安定していることが前提です。
また起業資金、つまり事業のために使う目的で融資を実行してもそれが高金利の消費者金融の返済に流用されてしまう懸念を銀行は持っています。
このような理由から現実的には消費者金融から借金があると創業融資の融資が受けられないケースが多いです。

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消費者金融から借入した場合の創業融資への影響と対応策のまとめ

以上、消費者金融から借入した場合の創業融資への影響と対応策についてまとめますと次のようになります。

まとめ

・消費者金融の利用があると資金繰りが苦しい状態と想定され、創業融資の返済面に大きな懸念を持たれてしまう
・消費者金融を利用しているかどうかは個人信用情報の調査でわかってしまう
・現実にはまずは消費者金融の借入を完済することを最優先すべき
・どうしても独立開業をしたい場合にはビジネスローンの検討となる

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