信用保証協会を初めて利用する際には信用保証協会との面接が原則としてあります。
信用保証協会との面接ではどのようなことを聞かれるのが気になると思います。
信用保証協会との面接内容について説明をします。
信用保証協会を初めて利用する場合
現在、初めて信用保証協会を利用するイベント企画の会社からの融資案件に携わっていますので、この会社を例にして説明をします。
一般的に信用保証協会の保証制度を利用して銀行から融資を受けようとする場合、信用保証協会への申し込み手続きが銀行経由で行われます。
信用保証協会の申込書類には会社の業務内容を記載する欄があります。
また銀行から信用保証協会に申込書類を提出する際には、銀行が作成した説明書面を添付して信用保証協会への申し込みが行われます。
この申込書類が信用保証協会に到着して1週間から2週間が経過した時点で、面接の連絡が入ります。
信用保証協会による面接の目的
信用保証協会には申し込み時に銀行経由で決算書も送付されています。
したがって信用保証協会側はある程度は会社の業務内容について理解をしています。
そのうえでの面接となるのですが、その主な目的な業務内容の実態確認です。
実態確認のため、原則として信用保証協会との面接は信用保証協会の担当者が会社事務所にやってきてそこで面接が行われます。
会社が信用保証協会に出向いて面接を行うわけではありません。
信用保証協会との面接内容
このイベント会社から聞いた話によると、信用保証協会との面接時にはどのようにイベントを企画しているのか、その作業手順を実地に確認されたそうです。
また受注実態を確認するために、顧客から来た注文書や当社が発行した請求書の現物の確認を行ったようです。
さらには預金口座の通帳の提示をうけてその注文書や請求書に基づいて現実に受注先からお金が振り込まれているのかといったお金の流れについての確認も受けたようです。
このように信用保証協会との面接においては業務の実態確認とともに、お金の流れを確認した業務実態の裏付けも確認をしています。
ある会社においては通帳だけではなく、帳簿の提出を要請されて業務やお金の流れの確認を受けたようです。
信用保証協会との面接は難しくない
今までの説明から信用保証協会との面接は大変だとの印象を持たれた方もいらっしゃると思います。
しかし粛々と業務実態を信用保証協会が確認することが面接の目的です。
ありのままを説明すれば良いのです。
業務実態が確認できないと信用保証協会の審査のハードルが高くなってしまいます。
堂々の業務内容を信用保証協会の面接時に説明を行えば良いのです。
決してたいそうなものではありません。
ご安心ください。