個人の借金

住宅ローンの審査にクレジットカードの遅延は影響するか

住宅ローンの申込を考えた時に過去から現在までのクレジットカードの利用状況が気になることはないでしょうか。
「昔、支払が遅延したことがある」とか。
住宅ローンの審査とクレジットカードの遅延が影響するのかどうかについて説明をします。

住宅ローンの審査項目一覧

住宅ローンの審査項目一覧
この図は銀行で行われている住宅ローンの審査項目一覧です。
この中でクレジットカードの支払状況は10の他社借入状況と関係があります。

他社借入状況

住宅ローンを申込むと必ず個人信用情報が調査されます。
個人信用情報で銀行は何を調査しているのかと言えば、住宅ローン以外で他の借入がないかどうかとか、他の借入の過去の返済状況を調査しています。
そして個人信用情報ではクレジットカードの支払状況が記録されています。
それでは以下でクレジットカードの支払状況と住宅ローンの審査への影響について主な事例で説明をします。

クレジットカードの支払を3ヶ月以上遅延したことがある

クレジットカードの支払を3ヶ月以上遅延した場合にはそれは個人信用情報に延滞情報として登録がされます。
延滞情報とは金融上の事故情報です。
この延滞情報が個人信用情報に登録がされていたら一発で住宅ローンの審査は通りません。

延滞情報は解消後5年間登録されています

延滞情報は決して永久的に個人信用情報に登録がされるわけではありませんが、クレジットカードの支払の遅延が解消してから5年間は登録がされています。
そして5年が経過すると延滞情報は個人信用情報から削除されます。
したがってクレジットカードの支払を3ヶ月以上遅延したことがあり、それを支払ってから5年以内の時期に住宅ローンを申し込んだ場合には住宅ローンの審査には通りません。
なぜなら個人信用情報にまだ延滞情報が登録されているからです。

3ヶ月以上遅延したが5年以上前の場合

クレジットカードの支払を3ヶ月以上遅延したことがあるものの、その支払をきちんと行ってからすでに5年以上が経過している場合には個人信用情報から延滞情報は削除されています。
個人信用情報から延滞情報が削除されているということは過去のクレジットカードの支払を3ヶ月以上遅延した事実はもうなかったことになっているということです。
このようにクレジットカードの支払を3ヶ月以上遅延したが、それをきちんと支払いをしてすでに5年以上が経過している場合には住宅ローンの審査には影響しません。
他の住宅ローンの審査項目もOkであれば住宅ローンの審査に通るということです。

クレジットカードの支払を3ヶ月未満で遅延したことがある

クレジットカードの支払を遅延したことがあるが、その遅延していた期間が3ヶ月未満の場合には個人信用情報に延滞情報としては記録がされていません。
しかし個人信用情報には毎月の支払状況が登録されています。
直近2年の期間で毎月の支払状況が登録されています。
登録されている情報は毎月の支払日にきちんと支払いがされたかどうかという内容です。
したがって1日でも支払日に支払が遅延するとその情報が登録されています。
この毎月の支払状況の遅延状況はケースバイケースで住宅ローンの審査に影響してきます。

支払の遅延が1回や2回程度

支払の遅延が1回や2回程度であれば「忙しくて銀行の預金口座に入金するのを忘れた」とも考えられます。
このように支払の遅延が1回や2回程度であれば、他の審査項目を勘案して総合的に検討されて住宅ローンの審査に通る可能性はあります。

支払が何度も遅延している

一方で毎月の支払に遅延したのが1回や2回どころではなく5回も6回もあるいはそれ以上遅延している場合には「忙しくて忘れた」とはもう考えられません。
「お金がなくて遅延した」と考えるのが自然ではないでしょうか。
仮に本当に忙しくて預金口座に入金するのを忘れたとしても、銀行のような第三者にはそのようなことは通用しません。
クレジットカードの支払を何度の遅延している場合には住宅ローンの審査には通りません。

住宅ローンの審査とクレジットカードの支払遅延との関係まとめ

以上をまとめますと次のようになります。

・クレジットカードの支払を5年以内に3ヶ月以上遅延したことがある→住宅ローンの審査には通らない
・直近2年間でクレジットカードの支払を3ヶ月未満で1回や2回程度遅延したことがある→住宅ローンの審査に通る可能性がある
・直近2年間でクレジットカードの支払を何度も遅延したことがある→住宅ローンの審査には通らない

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