銀行からの融資が難しい、急ぎで資金が必要で時間がないといった場合にビジネスローンが役に立つことがあります。
即日融資も可能なビジネスローンですが、必ず即日融資が可能なわけでもありません。
ビジネスローンを早く受けるためのポイントを説明します。
目次
ビジネスローンの特徴
中小企業や個人事業主向けに銀行や消費者金融会社、カード会社などが広くビジネスローンを展開しています。
金利は銀行の一般的な融資に比較すると高めの設定になっていますが、銀行に比べるとはるかに審査時間が短いですから、急ぎの資金繰り事情がある場合には大切な資金調達方法となります。
ビジネスローンは一般的な銀行融資より金利が高めとなっているが、急ぎの資金繰り事情には大切な資金調達方法となる
本当にビジネスローンは即日融資は可能なのか?
資金繰り上から急ぎの場合には即日融資というビジネスローンは心強いです。
しかし本当に即日融資は可能なのでしょうか。
結論から申し上げて大手系列の安心できる金融業者のビジネスローンにおいて「即日融資」を案内していますから、即日融資は可能です。
もっともどんな状況でも即日融資が受けられるわけではありません。
即日融資を含めて出来るだけビジネスローンを早く受けるにはいくつかのポイントがあります。
ノンバンクのビジネスローンの審査が早い理由
ノンバンク、つまり消費者金融会社やカード会社等が提供するビジネスローンは銀行よりもはるかに早く審査が行われビジネスローンを早く受けることができます。
ではなぜノンバンクのビジネスローンが早いのでしょうか?
それは大きく2つあります。
リスクの許容度が高い
銀行やノンバンクなどの融資を行っている事業者にとってもっとも避けたいのは融資が返済されない、つまり融資の貸倒です。
融資の貸倒とは損失ですから、融資を行う事業者にとっては当然避けたいところです。
金利が相対的に低い銀行では貸倒が発生すれば、それまでの金利収益は一挙に吹き飛んでしまい残るのは損失だけです。
そのため金利が相対的に低い銀行では慎重に融資審査を行うことになりますからどうしても審査に時間がかかってしまうのです。
これに対してノンバンクは銀行に比べると金利が高く設定されています。
貸倒が発生してもある程度は金利でカバーできる可能性があります。
つまりノンバンクのビジネスローンにおいては金利を高めに設定していることから、貸倒への許容度が比較的低いのです。
そのため審査基準も銀行に比べて低めの設定となっていますから、審査時間が短くなることからノンバンクのビジネスローンは早く受けることができるのです。
ノンバンクのビジネスローンは比較的リスク許容度が高いため審査基準が低い
審査が自動審査中心
銀行の融資審査においてもコンピューターが計算する数値を参考にしてはいますが、いまでもやはり融資の判断は人間中心で行っています。
これに比べてノンバンクのビジネスローンでは基本的に審査はコンピューターなどを使って自動審査が中心となっています。
もちろん人間も融資判断に関与をしていますが、審査の中心は自動審査となっているため審査時間が大幅に短縮されノンバンクのビジネスローンは早く受けることができるのです。
ノンバンクのビジネスローンの審査は自動審査が中心であるため審査時間が短い
ビジネスローンを早く受けるポイント
それではビジネスローンを早く受けるポイントを以下に説明をしていきます。
午前中までに申し込みを完了する
まずはビジネスローンの申込を午前中までに完了させておくということです。
ビジネスローンの審査は基本的に申し込みの順番通りに行われますから、早ければ早いほど早期に審査に着手してもらえます。
午後に申し込みをしても当日中に審査に回るとは限りません。
そのため即日融資を含めてビジネスローンを早く受けるには午前中までに申し込みを完了するようにしましょう。
午前中までに申し込みを完了させることがビジネスローンを早く受けるコツ
必要書類を準備しておく
ビジネスローンの申込には必ず書類の提出が必要となります。
意外に手間取るのが申し込みに必要な書類の準備です。
必要書類の中には役所に取りに行かなければならないものもありますので、あらかじめ準備をしておくことがビジネスローンを早く受けるためのポイントとなります。
必要書類は次の通りです。
必要書類(会社の場合)
・代表者の本人確認資料(運転免許証やパスポートなど)
・履歴事項全部証明書(商業登記簿謄本)
・会社の印鑑証明書
必要書類(個人事業主の場合)
・確定申告書
・印鑑証明書
ノンバンクにおって多少必要書類は異なりますが、上述の書類をほぼ共通して必要となる書類です。
法務局や市役所に行かないと取れない書類がありますから、あらかじめ手配をしておきましょう。
書類の準備は意外に時間を取られますから、時間がある時に取っておくようにしましょう。
連絡をすぐに受けられるようにしておく
ビジネスローンの申込手続きが終わるとノンバンクなどでの審査が行われていくこととなりますが、その途中で不明点や追加書類提出の必要があるなどの場合に担当者から連絡が来ることがあります。
担当者から連絡がくればすぐに出られるようにしておきましょう。
担当者からの問い合わせに対応しないとそれだけ審査手続きが延びてしまうこととなります。
ビジネスローンの申込後、担当者からの連絡にはすぐに対応する
ビジネスローンを早く受けるためのポイント まとめ
以上、ビジネスローンを早く受けるためのポイントをまとめますと次のようになります。
もっと詳しく
・必要書類をあらかじめ準備をしておく
・担当者からの連絡にはすぐに対応する