銀行融資の基本

銀行融資枠とは

銀行には銀行融資枠というものがあります。
銀行融資枠とは何か、どのような条件で銀行融資枠が利用できるのかを説明します。

銀行融資枠に関する質問

中小企業を営んでいるものです。
運転資金がいつも必要で取引銀行に年に何度も運転資金の融資をお願いしています。
知り合いから銀行融資枠を組んでもらえれば必要な時に融資が利用ができて便利だと言われました。
銀行融資枠とはどのようなものでしょうか。
私のところのような中小企業でも銀行融資枠は利用ができるものなのでしょうか?

銀行の融資審査の基本

銀行で日々行われている融資審査の基本は融資の都度、可否を決定するということです。
つまり事前に融資を予約をするようなものではなく融資の都度、1件1件ごとに融資が可能かどうかを審査するというものです。
これが銀行の融資審査の大前提です。

銀行の融資審査の基本は都度審査

銀行融資枠とは

銀行融資枠とはあらかじめ一定金額までは基本的に融資をするといういわば、融資予約のような内容です。
例えば銀行融資枠として5,000万円を設定すれば、原則として5,000万円までは融資に応じるというものです。

銀行融資枠の利便性

銀行から融資を受ける事業者側からすればあらかじめ銀行融資枠が設定されていると、とにかく安心感があります。
運転資金の融資を申し込みしたものの、審査に通るかどうか不安な時もあると思いますが銀行融資枠が設定されていれば、原則として銀行は融資に応じますから安心です。
資金繰り状況に応じて弾力的に銀行から融資を受けられることとなります。

銀行融資枠は都度審査ではなく、融資枠内の利用であれば基本的にはあらかじめ利用可能が約束されているもの

銀行融資枠は限定的な扱い

このように事業者にとっては非常に使い勝手のよい銀行融資枠ですが、銀行融資枠を提供する先は非常に限定的です。
なぜなら基本的には銀行融資枠までは銀行が融資に応じるということですから、何よりも信用状態が良好で銀行からみて安心できる先でなければなりません。
返済されるかどうかわからないといった心配のある先には銀行融資枠を提供することはできません。
銀行融資枠は銀行にとってはリスクが高い融資ですから、安心できる先にだけ銀行融資枠を提供しています。

銀行融資枠は銀行にはリスクが高いものであり、そのため利用先は信用良好な限られた先のみ

銀行融資枠での融資は無条件ではない

もっとも銀行融資枠が設定されていても銀行は決して無条件で融資枠までは常に融資に応じるということではありません。
実は銀行融資枠を設定していても事業者から銀行融資枠内での利用申し出があった際には銀行内部では簡易な審査を行っています。
あくまでも簡易な審査であり、個別融資審査のような本格的なものではありません。
銀行融資枠での利用審査としては資金使途に問題がないかどうかとか、足元の信用状態に変化がないかどうかといった確認にとどまるのが現実です。
したがってよほどのことがない限り、銀行融資枠の利用は可能と考えて差し支えがありません。

銀行融資枠は決して無条件ではなく、利用の都度に簡単な利用審査は行っている

銀行融資枠とコミットメントラインとの違い

銀行融資枠とよく似たものにコミットメントラインという融資制度があります。
このコミットメントラインは銀行融資枠よりさらに踏み込んだもので、融資枠までは銀行が融資をコミットする、つまり約束するというものです。
さきほど銀行融資枠の利用には簡単な利用審査を行っていると説明をしました。
したがって銀行は銀行融資枠の利用を断ることも可能です。
ところがコミットメントラインは銀行が融資をコミットしている、約束しているわけですから融資を断ることもできません。
コミットメントラインは最強の銀行融資枠と言えるでしょう。

コミットメントラインは融資を銀行が約束しているものであり最強の銀行融資枠

銀行融資枠のまとめ

以上、銀行融資枠についてまとめますと次のようになります。

まとめ

・銀行融資枠とはあらかじめ融資可能額を設定しその範囲内であれば原則として利用ができる融資制度
・銀行融資枠は利用の都度、簡単な利用審査が行われるがよほどのことがない限り融資利用は可能
・銀行融資枠は銀行にはリスクが高いため、信用状態が良好な限定した先のみに提供

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