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銀行融資の基本

銀行融資の受け方 設備資金編

はじめての銀行融資では融資の相談から始まりどのように銀行融資を受ければ良いのか、銀行融資の受け方に不安があることでしょう。
今回は設備資金の融資にスポットをあてて銀行融資の受け方について説明をします。

決算書などの提出

銀行融資の受け方のスタートしてはまずは決算書などの業績資料を銀行に提出をします。
決算書などの提出は設備資金や運転資金などの種類に問わず、銀行から融資を受けようとする際には必須の資料となります。
さらに決算書の他に足元の業績を確認する資料として試算表の提出を銀行から求められる場合があります。
決算期から少なくとも半年以上が経過している時点で銀行融資を受けようとする場合には試算表の提出は必須と考えてください。

銀行融資を受けるにはまず決算書などの業績確認資料の提出が必要

設備投資の見積書等

さて設備資金の融資は設備投資のために必要となる資金を融資するものです。
設備投資に必要となる資金がどれくらいなのかがわかる資料として見積書や契約書といった資料の提出が必要です。
設備資金の銀行融資はこの設備投資に要する資金の範囲内となります。

設備投資の規模を示す資料として見積書や契約書の提出が必要

収益返済計画の提出

次に収益返済計画の作成と提出が必要です。
設備投資をすることによってその後の売上や利益がどうなるのかを計画したものが収益返済計画です。
よく言われる事業計画書と同じものと考えてよろしいかと思います。
銀行は提出された収益返済計画により設備投資計画の妥当性や設備資金の銀行融資がきちんと返済できるのかどうかを検証することとなります。

設備投資の効果を示す収益返済計画の提出が必要

設備資金の銀行融資の受け方の実務

さて銀行による融資審査が通るといよいよ設備資金融資の実行に向けた契約などの手続きに進んでいきます。
設備資金の融資は基本的に支払日と同一の日に融資が実行されます。
例えば製造機械を購入するための設備資金の融資を受けるとします。
購入先に代金を支払う日を決めて、その日に設備資金の融資が実行されます。
そしてその融資の資金にて購入先に代金を支払うこととなります。
実際に実務においては銀行と融資の契約をする際に代金支払いのための振込伝票なども一緒に銀行が預かることとなります。
そして融資実行と同時に銀行は事前に預かった振込伝票をもとに購入代金を振込を行うこととなります。

設備資金の融資は代金支払いと同じ日に融資が実行される

設備資金融資の資金使途管理のため

事前に振込伝票まで銀行が預かるのは設備資金融資の資金使途管理のためです。
設備資金の融資が運転資金など他の使途に流用されるのを防ぐために、銀行は事前に振込伝票を預かるのです。

領収書の提出

最後に購入先から受け取った領収書の写しの提出を銀行は求めます。
設備資金の融資がきちんと設備投資に使われたというエビデンスとして領収書の提出を銀行は求めるのです。

銀行融資の受け方 設備資金編のまとめ

以上、設備資金における銀行融資の受け方をまとめますと次のようになります。

まとめ

・設備資金や運転資金を問わず銀行融資を受けるにはまずは決算書などの業績確認資料の提出が必要
・設備資金の金額を示すために見積書や契約書の提出が必要
・設備投資の効果や返済能力を確認するために収益返済計画の提出が必要
・設備資金の融資は代金支払いと同じ日に原則実行される
・代金の支払い後には領収書の提出が必要

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