消費者金融で30万円借りた場合

消費者金融で30万円借りた場合、返済はどれくらいになるのかの目安を融資担当の銀行員が説明をします。

消費者金融30万円を借りた場合の返済額

消費者金融から30万円を借入した場合に返済までどれくらいかかるのか、トータルでどれくらいを支払うのかは次の通りです。

消費者金融30万円の返済試算

この図は消費者金融から30万円を借入した場合の毎月の返済額を試算したものです。
金利は18%、毎月1万円ずつ返済することを前提にしています。

消費者金融の返済

消費者金融の返済はその多くが毎月一定額を返済していく方式です。
毎月の一定額がどれくらいになるかは消費者金融の利用残高に応じて異なってきます。
目安としては、

返済額の内訳

消費者金融の返済はいわゆる元利均等方式です。
そのため毎月の一定金額の内訳は元金と返済と利息の支払いの合計額となっています。
さきほどの図の1回目の返済を見ていただくと元金が5,500円、利息の支払いが4,500円で合計額1万円となっています。
2回目以降も同じ要領で元金と利息の合計額で1万円ずつの支払いとなっています。

消費者金融の返済が進まない理由

消費者金融を利用している人の多くが、なかなか残高が減らないという思いを持っています。
これは毎月の返済は利息を含んだ金額になっているためです。
1回目の返済は元金が5,500円、利息が4,500円で合計1万円でした。
確かに消費者金融に1万円を支払ってはいるのですが、純粋な借入額の返済額は1万円ではなく5,500円です。
このギャップが消費者金融の残高がなかなか減らないという思いにつながっているのです。

消費者金融を早く返すには

消費者金融を早く返すにはこまめに任意返済を繰り返すことの一言に尽きます。
消費者金融の返済は毎月の決まった日の返済ですが、これ以外に任意に返済をすることができます。
任意返済をコンビニエンスストアのATMなどで簡単に行うことができます。
この任意返済は何度でも行うことができます。
手元に少しでも余裕が出た際にこまめに任意返済を行うことにより、確実の消費者金融を早く返済することができます。

30万円の借り方

ところでここからは参考情報ですが、お金を借りる時に思いつくのは銀行と消費者金融が代表的になると思います。
30万円を借りる時に銀行と消費者金融から借りる場合にどちらを選ぶのが良いでしょうか？
銀行か消費者金融かを選ぶ場合に選択肢となるのが、いつお金が必要かということと金利の高低です。

いつお金が必要か

金利の高低も気になるところですが、まずはいつお金が必要かが優先するはずです。
お金が必要な時期は決まっているはずです。
その時期までにお金を用意しなければなりません。
お金が用意することは出来たけれども、間に合わなかったでは元も子もありません。
お金がすぐに必要な場合には消費者金融を選択すべきでしょう。

この図は銀行と消費者金融での審査時間を簡単に比較したものです。
銀行は消費者金融と比べて審査時間が長くなります。
消費者金融の場合には即日に審査がされてかつ即日に借金をすることが出来ますが、銀行の場合には即日に審査されて即日に借金が出来ることはまずありません。
銀行での審査時間は数日、1週間程度はかかります。
したがって急ぎですぐにお金が必要な場合には消費者金融の利用がおすすめです。

金利の高低

一方、金利は銀行の方が低いのが一般的です。
したがってすぐにお金が必要ではなく、1か月先ぐらいに必要ということであれば銀行を優先すべきでしょう。
なお審査時間の長短は審査の厳しさの裏返しでもあります。
審査基準は複数ありますが代表的なものは収入の安定度合いや他の借金の返済を含めた返済比率（収入に対する返済の割合）です。
銀行は審査基準が厳しく、一方で消費者金融の場合には銀行に比べて審査基準が緩いと言えます。
金利は銀行や消費者金融にとって貸倒れリスクに対する対価の意味合いがあります。
審査基準が厳しければ貸倒れリスクは相対的に低くなり、審査基準が緩やかであれば貸倒れリスクは相対的に高くなると言えるでしょう。
そのため審査基準が厳しい銀行は審査基準が緩やかな消費者金融に比べて金利が低く設定されているのです。

消費者金融で30万円借りた場合のまとめ

以上、消費者金融で30万円を借りた場合についてまとめますと次のようになります。