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試算表提出で融資通過率アップ!実際の審査現場のホンネ

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銀行に融資の申し込みを行う際には決算書や確定申告書の提出が必須ですが、これに加えて今では試算表の提出も必須だと考えてください。
試算表があるかないかで銀行の融資審査は大きく変わってきます。
試算表の提出と銀行の融資審査の本音について融資担当の銀行員が説明します。

試算表提出が融資審査に与える影響とは

銀行の融資審査の中心は決算書の分析です。
しかし試算表があるかないかによって実は銀行の融資審査に大きな影響を与えるのです。

試算表とは

決算書は多くの事業者の場合、1年ごとに作成をしています。
例えば決算月が3月の事業者を例に説明をします。
決算月が3月であれば通常は5月末までに決算内容を確定させて税務署の申告を行うことになります。
したがって銀行に新しい決算書を提出する時期は6月以降ということになります。
さて銀行に10月に融資相談をする際、銀行の審査の中心は前期の3月期の決算書分析が中心であることに間違いはありません。
ただし10月となると決算月の3月からすでに7カ月が経過しています。
銀行としては前期の業績内容は決算書にてわかりますが、前期の決算から7カ月が経過しているとなると前期の業績のみならず今期の業績の状況はどうなのか、非常に気になるところです。
前期の業績は良好であったものの、今期は業績が悪化し赤字状態であるかもしれません。
赤字は端的に言えば融資の返済ができない状態です。
そのため前期の良好な業績だけを拠り所として融資を行ったものの、実は今期は大幅に業績が悪化しており赤字に陥っていることを気付かずにいると銀行は貸倒の懸念がある危険な融資を行ってしまったことになります。
銀行としては決算月から一定の期間、少なくとも6か月が経過している時点で融資検討においては、今期の足元の業績はどうなっているのかが非常に気になるところです。
そこで必要となるのが試算表です。
試算表とは決算書ではないものの、今期の業績を示す簡単な決算書に相当する資料です。

試算表とは決算期以降の足元の業績状況を示す資料

なぜ今、銀行や金融機関が試算表を重視するのか

このように試算表は決算期以降の業績の状況を把握するための資料です。
決算期以降に大きく業績が変化しているケースが決して少なくありません。
銀行としては当然に足元の業績の状況をしっかりと把握したうえで、融資可否の判断をしたいところです。

試算表がない場合の銀行の融資審査への影響

試算表がないと銀行は顧客の現在の状況を正確に把握することができません。
前期の決算並みの業績が維持されているのか、前期以上に業績が拡大しているのか、前期に比べて大幅に業績が悪化しているのかといったことが把握できません。
足元の業績の状況がわからないと、銀行としては融資をしても大丈夫なのかどうかが判断できません。
そのためどうしても銀行の判断が保守的なものになってしまいます。
試算表がないと銀行の判断は次のような保守的なものになってしまいます。

試算表がない場合の銀行の判断

・事業の継続に必要な必要最低限の融資の留める→希望額までの融資が受けられない
・前期の業績も悪いのであれば融資を断る→足元の業績が回復していることがわかれば融資が実行される可能性があった

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審査現場のホンネ─提出された試算表の見方

それでは銀行は試算表をどのように見ているのかをご紹介します。

試算表の評価ポイント:売上・利益の前期比との比較

まずは前期決算との比較において売上は増えているのか、横ばいか、減っているのか、今期の状況を確認します。
また売上とともに利益状況、特に利益率の状況を確認します。
総じて前期決算と比較して業績が上向いているのか、横ばいなのか、それとも悪化しているのかの全体像を確認します。

試算表の評価ポイント:資産・負債の増減状況

売上や利益といった損益だけではなく、銀行は試算表で資産や負債の前期決算との変化を確認しています。
特に注意をして確認する項目としては次のとおりです。

試算表の確認項目

・受取手形や売掛金→今期の平均月商対比で前期と比べて長期化していることはないかどうか(不良債権発生などの懸念はないかどうか)
・在庫→今期の平均月商対比で前期と比べて増えていないかどうか(在庫の陳腐化の懸念はないか)
・固定資産→増えている場合、取得した目的は何か。資金はどのように調達したのか。(設備投資の目的は何か)
・投融資→増えていないかどうか(増えていることは融資審査にはネガティブ)
・未払金が増えていないか
・支払手形や買掛金の今期の平均月商対比で増えていないか
・借入金の増減状況

試算表がないと融資審査で損をします

ここまで試算表が銀行の融資審査に与える影響や銀行が試算表を見るポイントをご紹介してきましたが、試算表が銀行の融資審査に与える影響を一言で表すとすれば、それは試算表がないと損をするということです。

試算表がないと銀行の融資審査で損をする


試算表がないと銀行は足元の業績がどうなっているのかをきちんと把握することができません。
銀行の融資審査は総じてマイナス思考で行われますから、試算表で確認ができないと業績が悪化しているのではないかということを前提にして審査を行います。
そのため融資審査が通らない、融資は受けられたが希望額未満といったマイナスの影響、つまり損をします。
試算表の作成と提出は今では決算書とともに銀行の融資審査では必須の資料だと考えてください。

試算表は決算書とともに銀行の融資審査において必須の資料

試算表に関する参考事例

以下では試算表に関する参考事例をご紹介します。

質問

小さな会社を経営しているものです。
銀行に融資を申し込むと、試算表の提出を求められることが少なくありません。
試算表とは何でしょうか。
そして銀行は提出を受けた試算表をどのように利用しているのですか?

試算表とは

冒頭でもご案内をしましたが会社の業績を示す代表的なものは決算書です。
決算書によって過去1年間の売上はどうだったのか、利益は黒字だったのか、赤字だったのかがわかります。
会社の経営において決算書は成績表であり、その成績に基づいて今後どのように会社経営を行っていくのかの検討材料となります。

決算書の欠点

このように決算書は会社の経営状況がわかる代表的な資料なのですが、1つだけ欠点があります。
それは決算書は基本的に年に一度だけ作成するものですから、決算書でわかることはあくまでも過去の状況です。
過去ではなく最近の足元の状況は決算書ではわかりません。

試算表の役割

過去ではなく最近の足元の状況がわかるのが今回の試算表です。
世の中が日々変化しているように会社も日々変化をしているはずです。
変化を確実に捉えないと業績が落ち込んでしまうことすらあります。
試算表は決算書以降の足元の経営状況を示す資料となります。
したがって年に一度だけ決算書を作成するのではなく、定期的に試算表を作成することによりほぼリアルタイムで経営状況を把握することができ、今後の方針等を検討する有効な資料となります。

試算表の作り方

試算表は簡易版の決算書です。
決算書のように貸借対照表や損益計算書を作ることになります。
自社で会計ソフトにて日々の売上や仕入、経費などをこまめに入力しておけばソフトにて簡単に試算表を作成、出力をすることができます。
また会計ソフトを使っていなくても顧問税理士さんにお願いすれば税理士さんの方で試算表は作成してくれます。
試算表の作り方は決して難しいものではないのです。
中小企業の多くは税理士さんに依頼して試算表を作成されています。

試算表に対する銀行の見方

銀行融資の審査において、融資先の業績を判断する材料として最も大切なものはやはり決算書です。
銀行融資の審査は様々な観点から行われますが、その中心を占めるのが決算書の分析です。
決算分析の結果は、次期決算までの銀行の基本的な融資対応方針を決める主要な要素になっています。
一方で繰り返しですが決算書の数字はあくまでも過去の数字です。
例えば3月決算の会社を考えた場合、決算書の示された数字は去年の4月から今年の3月までの成績などを示していることになります。
このような会社から10月に融資の申し込みを受けたとします。
10月という時期は今期決算のスタート時期である4月から半年が経過しています。

試算表で足元の業況を確認

会社は日々、事業活動を行っていますから前期の決算内容から変化している可能性があります。
銀行としては当然ながら前期決算は前期決算として、今期決算はどのような調子なのか気になるところです。
その今期決算の状況を確認するために試算表の提出をお願いをしているのです。
銀行によって異なると思いますが、管理者の勤務する銀行では試算表も決算書と同じようにコンピューターに数字を入力し、過去の決算状況との対比などを行ってその変化状況を注視しています。
試算表がないと足元の業況がわかりませんから、銀行の踏み込んだ融資判断ができません。
試算表は今や中小企業でも必須の経営資料となっています。
ぜひ積極的に試算表を作成し経営管理に役立ててください。

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