信用保証協会融資 融資審査マンの見方 銀行融資の基本

担保はないが銀行から融資は受けられますか?

銀行から融資を受けるには担保が求められる、担保がないから融資は無理だと考えていらっしゃる方が意外に少なくありません。
無担保で銀行から融資が受けられるのは上場企業など大企業の話であって、中小零細企業では無理だというお考えかと思います。
本当に担保がないと銀行から融資が受けられないのかどうかを銀行員が解説します。

銀行融資の審査手順

融資審査の流れ
この図は銀行内での融資の審査手順を示したものです。
担保に関する検討は5の「保全はどうか?」という部分です。
それ以前の1から4の部分でお客様の返済能力を主に審査をします。
つまり「返せるか返せないか」です。

担保があるから貸すではない

昔は銀行も担保があればお客様が返せるかどうかには関係なく融資をしていていた時期がありました。
しかし今はそうではありません。
まずお客様の事業活動で生み出される収益で融資の返済が可能かどうかを判断するのが先です。
担保はその次の段階で万が一の際に備えての対応です。
したがって仮にどれだけ担保があるとしても、返済することが難しいと考えれば融資に応じないというのは銀行の基本スタンスです。
逆の言い方をすれば返済可能性が認められるのであれば、担保はなくても銀行は融資に応じています。
実際に中小零細企業向けに無担保での融資はいくらでもあります。

信用保証協会の利用

ただ中小零細企業は上場企業などの大企業に比べて財務面が脆弱であることが多いです。
少しのことぐらいでは大企業であれば大した影響はないとしても、中小零細企業の場合にはこのことが原因で短期間に業績が悪化してしまいがちです(もちろんすべての中小零細企業ではありませんが)。
そのため中小零細企業に対する無担保での融資のハードルはどうしても高くなってしまいます。
またそもそも担保となるべき不動産などの資産を保有していない中小零細企業もたくさん存在します。
そのようなときに登場するのが信用保証協会です。
信用保証の仕組み
信用保証協会をすでに利用されている中小零細企業の方も多いと思いますが、信用保証協会は簡単に言えば公的な保証人になってくる存在です。
無担保でも信用保証協会を利用できる制度があります。
銀行としては公的な信用保証協会が保証人になってくれるのであれば、さきほどの審査手順5の「保全はどうか?」の部分は心配する必要がなくなりますから安心して無担保にて融資が出来るのです。
もっとも繰り返しですがその前に「返せるのかどうか」という審査判断はあります。
信用保証協会の制度だからといってこの「返せるのかどうか」を考えないということはありません。
ただし「返せるのかどうか」という銀行の判断の目線が低くなるのは事実です。

以上まとめますと次のとおりとなります。

ココがポイント

・返済能力があれば銀行から無担保での融資は受けられる
・逆に担保があっても返済能力が乏しい場合にはそもそも融資を受けるのが難しい
・信用保証協会の制度利用により無担保融資が受けやすくなる



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