銀行融資の基本 融資審査マンの見方

融資を受けるコツ 前年同期比を意識する

銀行から融資を受けるにはいくつかの「コツ」があります。
今回の融資を受けるコツは「前年同期比を意識する」です。

銀行員の決算書の見方

銀行融資を申し込む際には銀行から決算書や試算表の提出を求められます。
融資審査を担当する銀行員は提出を受けた決算書や試算表を見て、単純に利益が黒字とか赤字とかを見ているだけではなく、前年同期と比べて大きく変化している項目はないかどうかをチェックしています。
また過去数期間、具体的には5期程度の決算数字を並べて時系列で融資先の状況を検証しています。
チェックの対象は売上や利益だけではなく、貸借対照表の勘定科目や損益計算書の経費の内訳まで細かいところまで及びます。
そして時系列で比較して大きく変化している項目について、なぜ変化しているのかを解明するわけです。

前年同期比を銀行員がチェックする理由

特に銀行員は前年同期比で決算を検証することを必ず行っています。
直近の決算と前々期の決算を比較検証することで、最近の融資先の動きがよくわかるからです。
最近は何に資金を使っているのか、融資の申込に至った背景や要因はどのようなところにあるのかも前年同期を比較することである程度、見て取れます。
前年同期比を確認することで融資先に危険な事象が発生していないかどうかもある程度わかります。
危険な事象、つまり業績悪化がうかがえる場合、前年同期比を見ることで自然ではない異常な事象を垣間見ることが出来るのです。

融資を受けるには前年同期比を意識してください

前年同期比で気になる箇所があった場合、必ず銀行担当者から質問があるはずです。
銀行担当者は疑問があるから質問をするわけですが、その質問に答えることが出来ない場合、銀行担当者の疑問は解決されません。
疑問があるから直ちに融資には応じないとはなりませんが、融資に応じるとしてもやはり金額は減額される可能性が高いと言えます。

日頃からの意識付け

決算書とか試算表を眺める際には、日頃から前年同期と比べてどうなのかという視点を持ってください。
前年同期比を意識しておくことで上記のような銀行員からの質問にもスムーズに答えることができます。
実はいじわるのようですが、銀行員は質問に対して融資先がどのように反応するかを見ています。
質問に対して即答できない場合には「大丈夫かな?」などとネガティブな受け止め方を銀行員はしてしまいます。
前年同期比を意識することは単に融資を受けるコツだけではなく、経営管理にも必ず役立つはずです。


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