銀行融資の基本 融資審査マンの見方

追加融資の審査は厳しいですか?

以前に受けた融資がまだ返済中の場合でも追加融資を受けたい事情が生じることがあると思います。
追加融資の銀行での審査は厳しいのかどうなのか、このあたりの事情について説明をします。

追加融資の審査に関する質問

地方銀行に相談をして、信用保証協会経由の融資を受けました。
融資金額は260万円で、返済開始後一度も滞らずに22回まで来ました。
返済した金額はまだ1/3程度なのですが、進めてきた計画の変更(充実拡大的)を考えており、追加融資を申し込もうと考えている次第です。
当初の事業計画で目指したプランは引き続き追い求めていきますが、より具体化して広がっていく構想を持つようになりました。
延長戦上にあると同時に類似的ではあっても別物として扱える内容です。(抽象的で申し訳ありません)
新たに作成している事業計画はこの約2年間の総括をして、改善すべき点を洗い出しています。
そしてそれが改善され、新しい展開にもつながる、と言う流れになります。
ぶっちゃけ個人事業税がかかるかどうかと言うレベル、消費税納付対象でもない年収なので極小の商いレベルです。
しかし今後は必ず延びるという確信で申請をしようと言う考えです。
このようにプランを提出して追加融資を受け、その返済途中(1/2に満たない)という条件で、事業計画を手に追加融資を申しこんだら受けてくれるのでしょうか?
前回融資がまだ残っている状態だとやはり追加融資の審査は厳しいのでしょうか?

追加融資のタイミングについて

前回の融資がまだ残っている状態であっても追加融資は検討可能ですし、実際、追加融資を受けているお客さんはたくさんいらっしゃいます。
ただし前回融資から日が浅いタイミングでの追加融資は基本的に審査が厳しいと言えます。
今回の場合は22回まで返済をされたということですので、前回融資からおよそ2年が経過したタイミングです。
前回融資から日が浅いというタイミングとは言えませんから、追加融資のタイミングについては問題はなさそうです。

追加融資のタイミングが短いと審査が厳しい理由

前回融資から日が浅いタイミング、具体的には前回融資から1年未満での追加融資については銀行の審査スタンスは厳しいです。
なぜかと言いますと、前回融資からまだ1年も経過していないのに「もうお金がなくなったのですか?」という思いが銀行にはあるからです。
すべてのケースが該当するとは言えませんが、おおむね前回融資から短いタイミングでの追加融資の申込は、当初の計画通りに事業が行っていないなど、後ろ向きな要因が多いからです。
このため前回融資から短いタイミングでの追加融資の申込には「なぜ必要なのか?」という理由を含めて銀行のハードルは高く追加融資の審査も厳しいのが現実です。

今回の追加融資は審査・検討可能です

前回融資をきちんと約定通りに返済されているのであれば、返済途中であっても追加融資の検討は可能です。
また前回融資からおよそ2年が経過しているということで追加融資のタイミングとしても問題はありません。
審査の中心になるのは、資金が必要となった理由と追加融資を含めて返済が可能かどうかをいう点になります。
資金が必要となった理由は質問の箇所に記載されていることで問題はありません。
あとは返済が可能かどうかの見極めとなります。
返済が可能かどうかの見極めは追加融資の審査に限らず、すべての融資審査で共通することです。
追加融資だから審査が厳しいということではありません。

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