これからは良くなるんだから融資して下さいよ

ホーム中小企業社長との面談日誌>これからは良くなるんだから融資して下さいよ

ある人材派遣業の会社の社長との面談日誌です。
前期決算は数千万円の大幅な赤字。
表面上の決算書の貸借対照表ではかろうじて自己資本がプラスとなっているが、資産の中には不良化しているものがあり、これを控除すると実態債務超過の状態です。
このような会社の社長から表題のような融資要請がありました。
前期は過去の膿を一気に出したから大幅な赤字になってしまった。
これからはプラスとなるので、今期は間違いなく黒字。
だから銀行さんもこれからを見て融資をしてくれというもの。
今後プラスの状態になることについてその根拠を示す受注の契約書などの資料提出をお願いしても、融資をしてくれるのなら出す。その可能性がないのであれば出しても無駄なので出さないとの反応。





率直に言ってこのような反応では融資の検討のしようがありません。
今後プラスになることの根拠となる資料の提出を受けて、その上で融資が可能かどうかを銀行は検討します。
その根拠の提示がないままで、口先だけでどれだけ業績が改善するといってもそれを鵜呑みにして融資を銀行が行うことは一切ないと断言出来るでしょう。
資料の提出がないままでは前期の決算内容をベースにして検討することになりますが、大幅赤字で実態債務超過ということでは融資検討の答えはノーです。

どれだけ口頭で説明を受けても、銀行はそのことの真偽を検証する術がありません。
口先だけで融資に応じることは銀行にはありません。
本当に今後改善する自信があるのであれば、躊躇なく資料を開示してくれれば良いのではないか。
それが出来ないということはやはり口先だけで希望的観測を言っているだけではないか。
銀行の受け止め方は所詮、このようなものです。
別に銀行が上とか、偉いとかいうことではなく融資の依頼をするのであれば、紳士に検討の土台となる資料をきちんと出してよと言いたくなる今回の社長でした。





◆事業資金のご案内

ビジネクスト
原則無担保・保証人なしで最大1,000万円

オーナーズ セレクト カード
経営者・自営業者向けのカードローン


◆銀行員が選んだカードローン

イオン銀行
イオン銀行のカードローン 限度額最大800万円 利率3.8%~13.8%

モビット
限度額500万円 利率4.8~18.0%