輸入代金の海外送金は他行から行なった

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食品の輸入業を行なっている会社との取引の例です。
この会社から輸入代金の送金資金の融資申し込みがありました。
これは国内で商売をしている感覚から言えば仕入れ代金の融資ですからいわゆる運転資金と考えるとことができ、もちろん銀行融資の対象です。
当行としては融資対応することにより海外送金という外為取引も獲得出来る案件だと捉えて、この会社に輸入仕入代金の融資を行いました。
しかし融資後、しばらく経過しても当社から海外送金の実行がありました。
当社の預金口座からは融資した資金はすでに引き出されていました。
当社に問い合わせをしてみたところ、別の銀行の方が海外送金の手数料が安かったので、送金はその銀行から行なったとのこと。





当行は当社に今回の融資を実行がする際に海外送金は当行から行うよう申し入れを行い、当社側からも了解をもらっていました。
それにも関わらず海外送金は手数料が安いということで何ら当方に連絡がないまま他行から行なわれてしまいました。
これは非常に残念なことです。
それはないでしょうと言いたいところです。
輸入代金代金の送金資金を当行から受けたにも関わらず、実際の送金は他行から行なったというのはどうでしょうか。
そうであるならば当行としては送金を行なった他行に融資を受ければ良かったではないかと言いたいところです。
大げさに言えばこれは信義則に反する行為です。

海外送金の手数料が安いということですが、当行としては海外送金取引が獲得出来ることも期待して、従来に対しても低い利率を今回の融資には適用させてもらいました。
このことは当社側に融資手続きの際に案内すらしていました。
それにも関わらず他の銀行から海外送金を行われてしまいました。
このような会社とは正直言ってあまり積極的に付き合いたいとは思いません。
何らかの使途があってその資金を銀行から融資を受けたのであれば、その銀行から送金を行なったりするのがつきあい方だと思います。
それがなされないのであれば、その銀行からは今後、厚い取引は期待出来ません。





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