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資金繰り

資金繰りの行き詰まりを避けるには

資金繰りは事業を行う上で絶対に欠かすことができない事柄です。どれだけ売上が増加して利益を獲得しても資金繰りが行き詰まるようなことになれば、その時点で事業は破綻・倒産をします。資金繰りが行き詰まりになる前に早期にキャッチしその前に対応を取ることが極めて重要です。

資金繰りの行き詰まりとは

資金繰り表
この図はある中小企業の今後の1年間の資金繰りの見通しを示した資金繰り表です。
赤枠のところをご覧ください。
5月の手元資金残高がマイナス1百万円となっています。
手元資金残高がマイナスということは手元資金がなくなるということです。
つまりこの中小企業の場合には5月に資金繰りが行き詰まりとなってしまうということです。

資金繰りが行き詰まりとなる前に

資金繰りが行き詰まりとなってしまう原因はいろいろとあると思います。
資金繰りが行き詰まりとなってしまうということは資金の入金よりも資金の支出の方が多い状態が続き、5月になるととうとう手元資金が底を着いてしまうということです。
売上が不振のため営業収入が少なくなっていることが資金繰りの行き詰まりの原因かもしれません。
また営業支出が多すぎることが資金繰りの行き詰まりの原因かもしれません。

まずは銀行からの融資を検討する

収入が増やして資金繰りの改善を図ることは当然必要なことです。
しかし収入を増やすには売上を増加させる必要がありますが、そう簡単に売上を増やすことは難しいのが現実だと思います。
したがって収入を増やす、支出を抑制するといった対応策を行いつつも、当面の資金繰りを確保させるにはやはり銀行から融資を受けることが短期的な対応策になるでしょう。

いつ銀行に融資の要請を行うか

では銀行から融資を受けるためにいつ銀行に融資の申し込みを行えば良いのでしょうか。
手元資金残高がマイナスとなり資金繰りの行き詰まりを迎えるのが5月ですから5月に銀行に融資の申し込みを行えば良いのでしょうか。

なるべく早く銀行に融資申し込みを行う

資金繰りの行き詰まりを迎える5月では融資の申し込みは遅すぎます。
遅くとも資金繰りの行き詰まりを迎える5月以前の4月には銀行に融資の申し込みを行う必要があります。
銀行に融資の申し込みをしてすぐに銀行が融資をしてくれれば5月に申し込みをしても良いでしょうが、銀行がすぐに融資に応じてくれる保証はありません。
銀行では融資の申し込みを受けると、必ずいろいろな資料の提出を要請し、そのうえで融資の審査を行います。
銀行での融資審査には一定の時間がかかります。
仮に融資審査の結果、融資が可能となっても6月になるかもしれません。
6月では資金繰りの行き詰まりが発生し、資金繰り破綻してしまうでしょう。
したがって銀行に融資の申し込みを行う時期は資金繰りの行き詰まりを迎える5月ではなく遅くとも4月には申し込みを行う必要があります。

いくらの融資申し込みを行うか

では資金繰りの行き詰まりを避けるために4月に融資の申し込みを行うとして、どれくらいの金額の融資を申込めば良いのでしょうか。
5月に資金繰りの行き詰まりとなってしまうのを避けるために1百万円の融資の申し込みを行えば良いのでしょうか。
1百万円では5月の資金繰りの行き詰まりを避けることができたとしても、6月には再び資金繰りの行き詰まりの危機が到来してしまいます。

今後1年程度の必要資金量で申し込む

資金繰りの行き詰まりを避けるためにいくらの融資の申し込みを行えば良いのかについては具体的な物差しのようなものはありません。
しかし資金繰りを当面安定させて資金繰りの行き詰まりを避けるために今後1年程度の必要資金量を融資の申込金額の参考にすれば良いでしょう。
さきほどの資金繰り表の予定では年末の12月の手元資金残高はマイナス3,000万円となっています。
したがって融資申し込み金額はこの3,000万円とするのが一つの目線です。
3,000万円の融資を銀行から受けることができれば当面1年間の資金繰りは確保されることになります。
そして銀行融資のより資金繰りの行き詰まりを当面の間回避して、その間に収入を増やす、支出を抑制するといった資金繰り改善策を実施することが大切なこととなります。

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