銀行融資の基本

条件変更(リスケ)には費用がいる

いつも資金繰りに窮している取引先があります。
一番の原因は売上不振なのですが、この取引先は借入金が多くその返済負担が資金繰りを窮するもう1つの原因にもなっていました。
取引先からの社長からはお会いするたびに資金繰りの相談を受けていた状態です。
私は今から1年程度前から社長にはリスケをして返済負担を軽減し資金繰りに少しでも余裕を持たせるよう意見具申をしてきました。
ただそのたびに社長は「もう少しがんばる」と一点張り。
しかしこの間も売上の回復は実現せず、資金繰りは一向に改善せずむしろ悪化する状態でした。
そしてとうとうこの社長からリスケの相談を受けました。
この取引先への融資の大半は信用保証協会の保証付融資のため、信用保証協会にリスケの申込手続きを行い、信用保証協会の認可を得てリスケ契約の案内をしました。
しかしここで問題になったのがリスケ費用が捻出出来ないという点です。
信用保証協会の保証付融資のリスケを行うと、金額の大小こそあれ追加の保証料の負担が発生します。
この追加の保証料を支払いを行わないとリスケの最終契約が出来ないのです。
何とか、この社長は親族から資金を集めて追加の保証料が支払える目途が立ちました。
ここで気をつけていただきたいことはリスケには費用が発生するということです。
資金繰りがぎりぎりに行き詰ってからリスケの手続きを行うのではなく、少なくともリスケ費用が支払える前段階からリスケの相談をされることです。

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