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信用保証協会融資

「信用保証協会の審査通った」までの流れ

中小企業や個人事業主が銀行から融資を受ける際に頻繁に利用される信用保証協会。
今回の信用保証協会融資の審査の流れについてわかりやすく整理をします。
「信用保証協会の審査が通った!」までの流れについて融資担当の銀行員が説明をします。

信用保証協会融資の審査の流れに関する質問

個人事業主です。
個人事業主として開業を予定しています。
先日、信用金庫さんに開業資金の融資の申し込みを行いました。
その翌日に信用金庫さんから連絡が来て、信用保証協会に申し込みを行う旨の連絡を受けました。
信用保証協会に申し込みを行うということは信用金庫さんでの審査は通ったということでしょうか。
信用保証協会融資の審査の流れについて教えてください。
信用保証協会の審査が通ったと考えて良いまでの流れについて教えてください。

信用保証協会融資の審査の流れの全般

信用保証協会融資の審査の流れ全般について説明します。

信用保証協会融資の審査の流れの全体像

概要は次の図の通りです。
信用保証協会の融資の流れ

信用保証協会の審査が通ったと言えるまで

信用保証協会融資を受けるにはこの図の通り、全部で9つの工程があります。
この9つの工程がすべてOKとなって信用保証協会の審査が通ったということになります。
順を追って説明をします。

信用保証協会融資の審査の流れ 銀行への融資申し込み

最初は融資を受けようとする銀行や信用金庫などの金融機関に融資の申し込みを行うことからスタートします。
いきなり信用保証協会に申し込むのではありません。
もっとも信用保証協会に直接申込を行うことも可能ですが、最終的な融資判断は融資を行う銀行や信用金庫等が行いますから信用保証協会からも「まずは金融機関さんに相談をしてください」と誘導されます。
取引のある銀行がない場合には信用保証協会に直接、申し込むことが可能ですが、すでに取引がある銀行がある場合にはその銀行に申し込むこととなります。

信用保証協会付融資の申し込みのスタートは銀行への融資相談

信用保証協会融資の審査の流れ 銀行での事前審査

融資の申し込みを受けると銀行や信用金庫等では信用保証協会に保証申し込みを行う前に銀行等での融資の事前審査を行います。
自動的に信用保証協会に保証の申し込みを行うことにはなりません。
第一関門として銀行等での融資の事前審査があります。
この銀行等での事前審査が通らないと信用保証協会への保証申し込みはできません。
つまりこの時点で融資は断られるということです。
今回の質問のケースでは銀行等での事前審査が通った段階です。

銀行に融資相談を行うとまずは銀行で融資の事前審査がある

信用保証協会融資の審査の流れ 信用保証協会への保証申し込み

銀行等での融資の事前審査が終わると次は信用保証協会への保証申し込みを行います。

信用保証協会への申し込みは銀行経由

信用保証協会への保証申し込みは銀行等にて行います。
信用保証協会に直接保証申し込みを行うわけではありません。
銀行等には信用保証協会の申込書類が準備されており、銀行等経由にて信用保証協会に保証申し込みを行うこととなります。
申込書類の記入方法や申し込みに必要な書類の案内もすべて銀行から案内があります。

信用保証協会への申し込みは融資を受けようとする銀行経由で行う

信用保証協会融資の審査の流れ 信用保証協会での審査

銀行等経由で信用保証協会に保証申し込み書類が提出されます。
そしていよいよ信用保証協会での審査がスタートします。
この信用保証協会での審査が信用保証協会付融資の天王山です。

信用保証協会からの質問は銀行経由で行われる

信用保証協会での審査の過程で信用保証協会から質問を受けることがあります。
この場合ですが、信用保証協会から直接に質問が電話等で連絡がくるわけではありません。
質問は信用保証協会に申し込みを行った銀行経由で行われます。
銀行単独で信用保証協会からの質問に回答できる場合には、銀行が信用保証協会に直接に質問の回答を行ってくれます。
銀行では回答ができない質問であると銀行経由で連絡がきます。
そして銀行に回答することにより信用保証協会に報告がされます。
この質問に回答しないと信用保証協会の審査は進みません。
質問に早く回答することで「信用保証協会の審査に通った」と言える時間も短縮化されます。

信用保証協会からの質問は銀行経由で行われる

信用保証協会融資の審査の流れ 信用保証協会での保証決定

信用保証協会での審査が通るとめでたく保証決定となります。
この時点で事実上、「信用保証協会の審査に通った」ということになります。

信用保証協会融資の審査の流れ 銀行等に通知

信用保証協会の審査に通ったことは質問と同様に信用保証協会から直接に連絡が来ることはありません。
信用保証協会での保証決定はまずは銀行等に電話連絡にて行われます。
そして正式には信用保証協会から銀行等に信用保証書という書面が発行されます。
信用保証協会の審査に通ったことの連絡は銀行から行われます。

信用保証協会の審査に通ったことの連絡が銀行からくる

信用保証協会融資の審査の流れ 銀行での融資審査

信用保証協会での保証審査が終了しますと最後に銀行での融資の最終審査が行われます。
銀行での融資の最終審査はよほどのことがない限り審査が通らないということにはなりません。
したがって信用保証協会の審査が通れば大丈夫と考えて差し支えはありません。
そして銀行での融資審査がOKとなって名実ともに信用保証協会の審査に通ったことになります。

銀行での融資審査がOKとなって最終的に信用保証協会の審査に通ったことが確定する

信用保証協会融資の審査の流れ 融資契約と融資実行

銀行での融資の最終審査を経て融資契約を行い融資が実行されます。

信用保証協会融資に要する時間

信用保証協会融資に要する時間ですがすでに銀行や信用金庫などの金融機関と融資取引があり、かつ信用保証協会の利用実績がある場合には2週間ほどの時間軸です。
一方で銀行や信用金庫などの金融機関との融資取引が初めてとか、信用保証協会の利用が初めてといった場合には1ヶ月から1ヶ月半ほどの時間軸となります。

「信用保証協会の審査通った」までの流れ

以上、信用保証協会の審査に通ったと言えるまでの流れについてまとめますと次のようになります。

まとめ

・信用保証協会への申し込みは銀行等の金融機関経由で行う
・銀行等への融資申し込みから融資実行まで全部で9つの工程がある
・信用保証協会融資の審査の実質は信用保証協会での審査となる
・信用保証協会の審査と銀行の審査の両方が終わって信用保証協会の審査に通ったことになる

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