「銀行から一次審査に通ったと言われたが、融資はもう確実なのだろうか」
「一次審査と二次審査は何が違うのか」
「一次審査に通っても、二次審査で融資を断られることはあるのか」
銀行に融資を申し込んだ経営者から、このような質問を受けることがあります。
銀行の融資審査では、最初に融資の可否について大まかな方向性を検討し、その後、正式な融資審査や決裁に進むことがあります。
これらを「一次審査」「二次審査」と呼ぶ場合があります。
ただし、すべての銀行が融資審査を一次審査と二次審査の2段階に分けているわけではありません。
銀行によって審査の進め方や決裁権限は異なります。
そして、一次審査を通過したとしても、正式な融資承認が得られるまでは融資が確定したわけではありません。
また、正式な承認が得られた後も、契約手続きや承認条件の充足などが必要になる場合があります。
この記事では、銀行の法人融資業務に長年携わってきた立場から、一次審査と二次審査の違い、銀行がそれぞれの段階で確認する内容、一次審査に通っても二次審査で否決される理由、融資実行までの流れを説明します。
銀行融資の一次審査と二次審査に関する質問
まず、経営者から寄せられた質問を紹介します。
零細企業の経営者です。
現在、銀行に融資の申し込みを行っています。
先日、融資担当者から「一次審査は終わりました。これから二次審査を行います」と連絡を受けました。
一次審査と二次審査とは何でしょうか。
また、一次審査に通っていても、二次審査で融資がダメになることはあるのでしょうか。
銀行員の回答:一次審査は事前の検討、二次審査は正式な審査を指す場合がある
銀行融資の一次審査と二次審査は、一般的には次のように説明できます。
| 項目 | 一次審査 | 二次審査 |
|---|---|---|
| 位置付け | 事前の検討・方向性の確認 | 正式な審査・承認判断 |
| 主な目的 | 融資を検討できるか確認する | 融資の可否と条件を判断する |
| 確認内容 | 業績、財務内容、既存借入金、資金使途など | 返済能力、融資条件、必要資料、リスクなど |
| 審査結果 | 検討を進めるかどうかの方向性 | 正式な承認または否決など |
| 融資の確定 | 確定しない | 正式承認後も契約などの手続きが必要 |
ただし、これは一次審査を事前検討、二次審査を正式審査として扱う場合の一例です。
銀行によっては、支店内の審査と本部の審査を一次審査・二次審査と呼ぶ場合もあります。
また、融資の種類や金額、保証協会の利用の有無などによって、審査手順が異なる場合もあります。
大切なのは、一次審査という名称そのものではなく、現在どこまで審査が進み、正式な融資承認が得られているかを確認することです。
銀行が融資の可否を判断する際の主な着眼点については、銀行融資の審査内容でも詳しく説明しています。
銀行融資の一次審査とは
まず、銀行融資の一次審査について説明します。
一次審査は融資可否の大まかな方向性を検討するもの
一次審査とは、手元にある決算書などの資料をもとに、融資を検討できるかどうかの方向性を確認する段階を指すことがあります。
例えば、会社から運転資金として2,000万円の融資申し込みを受けた場合です。
銀行は、次のような項目を確認します。
- 会社の業績はどうか
- 決算書の財務内容に大きな問題はないか
- 既存の借入金はどの程度あるか
- 新たに2,000万円を融資する必要性はあるか
- 融資を返済できる見通しはあるか
- 過去の返済状況に問題はないか
これらを確認した結果、融資の検討を進めることが難しいと判断されれば、その段階で融資を断ることがあります。
一方、融資を検討できると判断されれば、必要資料の確認や融資条件の検討を進めます。
なお、一次審査の段階で決算書の数値に大きな問題がなくても、それだけで融資が承認されるわけではありません。銀行は財務内容に加えて、資金使途や返済原資、今後の事業見通しなども確認するためです。
一次審査は誰が行うのか
一次審査に相当する検討は、銀行の融資担当者や融資課長、支店長などが行う場合があります。
例えば、融資担当者が会社の決算書や資金繰りを確認し、上席者と相談して融資の方向性を検討します。
ただし、すべての銀行で会議形式の一次審査が行われるわけではありません。
担当者と上席者の協議によって判断する場合や、銀行内部のシステムなどを利用する場合もあります。
また、融資の規模や内容によっては、早い段階から本部の審査部門が関与することもあります。
一次審査に通るとどうなるのか
一次審査に相当する検討で融資を進める方向になった場合、銀行から追加資料の提出を求められることがあります。
例えば、次のような資料です。
- 直近の試算表
- 今後の資金繰り表
- 借入金の返済予定表
- 売掛金や在庫の明細
- 設備資金の場合は見積書や事業計画書
- 必要に応じたその他の確認資料
また、融資金額や融資期間、返済方法、金利、担保、保証などの条件について協議することもあります。
ただし、この段階で銀行から融資条件の説明を受けたとしても、正式な融資承認が得られているとは限りません。
一次審査を通過した段階では、融資が実行されることを前提に支払いの約束を確定させないよう注意が必要です。
銀行融資の二次審査とは
次に、銀行融資の二次審査について説明します。
二次審査は融資の可否を正式に判断する段階を指す場合がある
二次審査とは、一次審査に相当する事前検討を経て、融資の可否や条件について正式な判断を行う段階を指すことがあります。
銀行では、融資の内容や金額などに応じて、決められた決裁権限に基づいて融資の承認を行います。
例えば、支店で決裁できる融資もあれば、本部の審査部門などの承認が必要な融資もあります。
そのため、支店内で融資を進める方向になっていても、本部審査で承認されなければ融資を実行できない場合があります。
二次審査では何を確認するのか
二次審査に相当する正式審査では、融資の返済可能性や融資条件などについて詳しく確認します。
例えば、次のような項目です。
- 会社の返済能力に問題はないか
- 決算書や試算表の内容に問題はないか
- 資金使途は明確か
- 融資金額は適切か
- 融資期間や返済方法は妥当か
- 担保や保証の条件は適切か
- 今後の資金繰りに問題はないか
- 融資に関する銀行内部の規定や条件を満たしているか
これらを確認したうえで、融資の承認、条件変更を伴う検討、否決などの判断が行われます。
特に返済能力については、単に利益が出ているかどうかだけではなく、借入金の返済に必要な資金を継続的に確保できるかという観点から検討されます。
銀行が決算書をどのように分析しているかについては、銀行融資の審査に用いられる財務分析も参考にしてください。
二次審査に通れば融資は確定するのか
二次審査が最終的な正式審査に当たる場合、承認されれば融資契約や実行手続きに進むことになります。
ただし、正式承認後であっても、融資実行までには必要な手続きがあります。
例えば、融資契約書の締結、必要書類の提出、担保設定などです。
また、承認条件が付されている場合には、その条件を満たす必要があります。
したがって、二次審査に通ったという連絡を受けた場合でも、正式な承認の有無、承認条件、融資実行予定日を確認することが重要です。
一次審査に通っても二次審査で否決されることはあるのか
ここが経営者にとって最も気になる点だと思います。
結論から申し上げると、一次審査に通っても、二次審査で融資が否決されることはあります。
一次審査に相当する事前検討で融資を進める方向になったとしても、正式な融資承認が得られたわけではないためです。
例えば、次のようなケースがあります。
1. 直近の業績が予想以上に悪化している
一次審査では前期の決算書をもとに融資を検討していたものの、二次審査の段階で提出された試算表によって、直近の業績が大きく悪化していることが判明する場合があります。
例えば、前期決算では黒字だったものの、今期に入って売上が大きく減少し、赤字が拡大している場合です。
このような場合には、銀行が当初想定していた返済能力と実際の返済能力に違いが生じるため、融資審査が難しくなることがあります。
2. 資金繰りに問題があることが判明した
一次審査では融資を検討できると判断されていても、その後の資金繰り表の確認によって、融資実行後も資金不足が続くことが判明する場合があります。
例えば、運転資金として2,000万円を融資しても、数か月後に再び大きな資金不足が発生する場合です。
銀行は、融資によって資金繰りがどの程度改善するのか、融資を返済できる見通しがあるのかを確認します。
そのため、融資実行後の資金繰りに大きな問題がある場合には、二次審査で融資が難しくなることがあります。
3. 借入金の返済負担が大きい
正式審査で借入金の返済予定表などを詳しく確認した結果、会社の返済能力に対して借入金の返済負担が大きいと判断される場合があります。
例えば、利益は出ているものの、既存借入金の元金返済額が多く、新たな融資を返済する余力が不足している場合です。
このような場合には、融資金額や返済期間などの条件を見直すこともありますが、融資が認められないこともあります。
黒字決算であっても融資審査が通らない理由については、黒字なのに融資の審査が通らない理由も参考にしてください。
4. 資金使途に問題がある
融資の申し込み時には運転資金と説明されていたものの、詳しく確認すると融資金の使用目的が不明確である場合があります。
また、当初の説明と実際の資金使途が異なる場合もあります。
銀行は、融資金が何に使われるのかを重視しています。
そのため、資金使途に問題があると判断された場合には、二次審査で融資が否決されることがあります。
5. 担保や保証などの条件が整わない
融資の条件として担保や保証などが必要になる場合があります。
例えば、担保評価が想定よりも低い場合や、必要な担保設定ができない場合です。
また、信用保証協会の保証付き融資を予定している場合には、銀行の審査とは別に信用保証協会の審査が必要になります。
そのため、銀行が融資を進める方向であっても、信用保証協会の保証承諾が得られなければ、予定していた保証付き融資を実行できません。
6. 本部審査で支店とは異なる判断になった
支店内では融資を進める方向で検討していても、本部の審査部門が異なる判断をする場合があります。
例えば、支店では取引先との関係や今後の取引見通しなども踏まえて融資を検討していたものの、本部審査では返済能力や財務内容などに強い懸念が示される場合です。
このような場合には、支店が融資を進めたいと考えていても、正式な承認が得られないことがあります。
一次審査に通った場合、二次審査に通る可能性は高いのか
一次審査に相当する事前検討を通過したということは、銀行が融資の検討を進める方向にあると考えられます。
そのため、一次審査の段階で融資が難しいと判断された場合と比較すれば、審査が前進していることは確かです。
しかし、一次審査を通過した案件がどの程度の割合で二次審査に通るかについて、一律の数字を示すことはできません。
銀行によって一次審査の位置付けや正式審査の進め方が異なるためです。
また、融資先の業績や財務内容、融資金額、担保・保証の有無などによっても判断は異なります。
したがって、一次審査を通過したことは前向きな材料ですが、それだけで融資がほぼ確実になったと判断することは避けるべきです。
銀行融資の一次審査から融資実行までの流れ
銀行融資の審査手順は金融機関や融資の種類によって異なりますが、一般的には次のような流れが考えられます。
| 段階 | 主な内容 |
|---|---|
| 1. 融資の申し込み | 資金使途、融資希望額、返済計画などを説明する |
| 2. 事前検討 | 業績や財務内容、借入金などを確認する |
| 3. 追加資料の確認 | 試算表や資金繰り表などを確認する |
| 4. 融資条件の検討 | 融資金額、期間、返済方法、金利などを検討する |
| 5. 正式審査・決裁 | 融資の可否と条件について正式な判断を行う |
| 6. 融資契約 | 必要な契約書類などを取り交わす |
| 7. 融資実行 | 必要な条件と手続きが整った後に融資を実行する |
これは一例であり、すべての銀行がこの順番で審査を行うわけではありません。
融資条件の検討や追加資料の確認が、正式審査と並行して行われる場合もあります。
融資実行希望日が決まっている場合の注意点
設備代金の支払日や仕入代金の決済日など、融資が必要になる日が決まっている場合には、できるだけ早い段階で銀行に伝えることが重要です。
一次審査を通過していても、その後の正式審査、契約書類の準備、担保設定などに時間がかかる場合があります。
また、信用保証協会の保証付き融資では、保証審査や保証承諾に関する手続きも必要になります。
融資の実行予定日は、審査の進捗だけでなく、正式承認の有無と必要な手続きが整う見込みを確認したうえで判断することが重要です。
二次審査で追加資料を求められたら融資は厳しいのか
銀行から二次審査の段階で追加資料を求められると、融資が難しくなっているのではないかと不安になる経営者もいます。
しかし、追加資料を求められたという理由だけで、融資審査が厳しいと判断することはできません。
銀行は、融資の可否を判断するために必要な情報を確認します。
例えば、直近の試算表や資金繰り表、売掛金の明細などです。
これらの資料は、融資審査の通常の過程で求められることもあります。
一方で、提出済みの資料だけでは確認できない問題があり、その内容を詳しく確認するために追加資料を求める場合もあります。
そのため、追加資料を求められた場合には、提出の目的を確認し、正確な資料を速やかに準備することが重要です。
追加資料を提出する際は数字の整合性も確認する
例えば、試算表の借入金残高と借入金返済予定表の残高が一致しない場合には、その理由を説明できるようにしておく必要があります。
また、資金繰り表に記載した売上入金予定と、実際の売掛金の回収予定が大きく異なる場合には、銀行から確認を求められることがあります。
資料ごとの数字に違いがある場合は、作成時点や集計範囲などを確認し、必要に応じて説明を添えることが重要です。
追加資料を提出する際には、資料の内容だけでなく、すでに銀行へ提出した資料との整合性にも注意してください。
銀行融資の審査を円滑に進めるための対応
銀行融資の審査を円滑に進めるためには、経営者側の準備も重要です。
必要資料を早めに準備する
銀行から提出を求められた資料は、可能な範囲で早めに準備することが重要です。
資料の提出が遅れると、その分だけ審査が進まなくなることがあります。
資金使途と返済原資を明確に説明する
銀行は、融資金を何に使うのか、どのような資金で返済するのかを確認します。
例えば、運転資金であれば資金不足の原因や必要額を説明します。
設備資金であれば設備投資の内容や必要額、投資効果などを説明します。
また、借入金を返済できる見通しについても具体的に説明することが重要です。
直近の業績を正確に説明する
決算書が黒字であっても、直近の業績が悪化している場合には、その状況を正確に説明する必要があります。
銀行が審査を進めた後で大きな業績悪化が判明すると、融資の判断が変わる場合があります。
そのため、直近の試算表などを準備し、足元の業績を説明することが重要です。
銀行から提示された条件を確認する
銀行から融資金額や融資期間、金利などの条件が提示された場合には、その内容を確認することが重要です。
また、担保や保証などの条件がある場合には、必要な手続きや書類も確認します。
正式承認前の条件提示なのか、承認後の確定条件なのかも確認しておくとよいでしょう。
一次審査に通ったと連絡を受けたら銀行に確認したいこと
銀行から「一次審査に通りました」と連絡を受けた場合には、次の点を確認するとよいでしょう。
- 現在の審査はどの段階にあるのか
- 正式な融資承認はまだなのか
- 今後どのような審査や手続きが必要なのか
- 追加で提出する資料はあるのか
- 融資金額や融資期間などの条件はどこまで決まっているのか
- 正式な審査結果はいつ頃わかる見込みなのか
- 融資が承認された場合、実行までに必要な手続きは何か
これらを確認することで、融資実行までの見通しを把握しやすくなります。
ただし、審査結果が出る時期は、銀行の審査状況や追加資料の内容などによって変わることがあります。
銀行担当者への確認はどのように伝えればよいのか
例えば、一次審査に通過したと連絡を受けた場合には、次のように確認するとよいでしょう。
「一次審査を通過したとのことですが、正式な融資承認までは、あとどのような審査が必要でしょうか。追加で準備すべき資料や、審査結果がわかる時期について教えてください。また、融資が承認された場合の実行予定日についても確認させてください」
このように確認すれば、銀行の審査状況と、会社側で必要な対応を整理しやすくなります。
特に支払期限が決まっている資金の場合には、融資実行希望日を明確に伝えたうえで、銀行から示される見通しを確認することが重要です。
銀行融資の審査がどこまで進んでいるのか不安な経営者の方へ
一次審査を通過した後でも、追加資料の提出や融資条件の見直しなどが必要になる場合があります。
銀行への説明内容や資金繰りの見通しを整理したい場合には、メール相談ページをご覧ください。
銀行融資の一次審査と二次審査に関するよくある質問
銀行融資の一次審査とは何ですか?
一次審査とは、融資を検討できるかどうかについて、事前に方向性を確認する段階を指すことがあります。
ただし、銀行によって一次審査の位置付けは異なります。
銀行融資の二次審査とは何ですか?
二次審査とは、一次審査に相当する検討を経て、融資の可否や条件について正式な判断を行う段階を指すことがあります。
ただし、銀行によって審査手順や決裁権限は異なります。
一次審査に通れば融資はほぼ確実ですか?
一次審査を通過したことは前向きな材料ですが、正式な融資承認が得られるまでは融資が確定したわけではありません。
二次審査で否決されることもあります。
一次審査に通っても二次審査で落ちることはありますか?
あります。
例えば、直近の業績悪化、返済能力の不足、資金使途の問題、担保や保証の条件が整わない場合などです。
二次審査で追加資料を求められたら融資は厳しいですか?
追加資料を求められたという理由だけで、融資が難しいと判断することはできません。
通常の審査過程で追加資料が必要になる場合もあります。
銀行融資の二次審査は何日くらいかかりますか?
審査にかかる期間は、融資金額や内容、銀行の審査体制、追加資料の有無などによって異なります。
一律に何日で終わるとはいえません。
融資実行の希望日がある場合には、早めに銀行へ伝えることが重要です。
二次審査に通ればすぐに融資が実行されますか?
正式な融資承認が得られた後も、融資契約や必要書類の提出、担保設定などの手続きが必要になる場合があります。
そのため、承認された当日に必ず融資が実行されるわけではありません。
信用保証協会の保証付き融資にも一次審査と二次審査がありますか?
信用保証協会の保証付き融資では、銀行の審査に加えて信用保証協会による保証審査が必要になります。
ただし、銀行の一次審査・二次審査と、信用保証協会の審査が同じ区分になっているわけではありません。
銀行の審査手順や保証協会への申込時期などは、案件によって異なります。
一次審査に通った後に融資条件が変わることはありますか?
あります。
正式審査の過程で、融資金額や融資期間、返済方法、担保・保証などの条件が見直される場合があります。
銀行から一次審査通過と言われた場合、何を確認すればよいですか?
正式な融資承認の有無、今後の審査手順、必要資料、融資条件、審査結果が出る時期などを確認するとよいでしょう。
銀行融資の一次審査と二次審査のまとめ
銀行融資の審査では、事前に融資の方向性を検討し、その後、正式な融資審査や決裁に進むことがあります。
これらを一次審査・二次審査と呼ぶ場合がありますが、銀行によって審査の進め方や名称は異なります。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 一次審査とは、融資を検討できるかどうかの方向性を確認する段階を指すことがある
- 二次審査とは、融資の可否や条件について正式な判断を行う段階を指すことがある
- すべての銀行が一次審査と二次審査の2段階で融資を審査しているわけではない
- 一次審査に通過しても、正式な融資承認が得られたわけではない
- 一次審査に通っても、二次審査で融資が否決されることがある
- 直近の業績悪化や返済能力の不足、資金使途の問題などが否決理由になることがある
- 追加資料を求められたという理由だけで、融資審査が厳しいとは判断できない
- 正式承認後も、融資契約や必要な手続きが整わなければ融資は実行されない
- 一次審査に通過した場合には、現在の審査段階や今後の手続きを銀行に確認することが重要である
銀行員として特にお伝えしたいのは、一次審査に通過したことは融資審査が前進したことを示しますが、それだけで融資が確定したわけではないということです。
銀行から一次審査に通過したと連絡を受けた場合には、正式な融資承認までに必要な審査や手続きについて確認してください。
そして、追加資料の提出や融資条件の確認などに適切に対応することが、融資審査を円滑に進めるために重要です。
銀行融資の審査について併せて読みたい記事
一次審査と二次審査の違いを理解したうえで、銀行がどのような点を重視しているのかを確認しておくことも重要です。
- 銀行融資の審査内容:銀行が融資の可否を判断する際の主な審査項目を解説しています。
- 銀行融資の審査に用いられる財務分析:銀行が財務内容や返済能力を分析する際の考え方を説明しています。
- 黒字なのに融資の審査が通らない理由:黒字決算でも融資が難しくなる原因を解説しています。
- 銀行融資が通らない時の対処方法:融資が難しい場合に検討したい対応について説明しています。
銀行融資の一次審査・二次審査でお悩みの経営者の方へ
銀行から一次審査を通過したと連絡を受けても、正式な融資承認までには追加資料の提出や融資条件の確認などが必要になる場合があります。
「一次審査に通ったが、二次審査が不安」「銀行から追加資料を求められた」「融資が否決されないように説明内容を整理したい」といった経営者の方は、メール相談ページをご覧ください。
※融資の承認や実行を保証するものではありません。
※相談内容や対応条件についてはメール相談ページをご確認ください。