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銀行融資の基本

カフェ店開業にあたり開業資金を利用したい

開業資金とは独立開業する個人事業主や会社を新規設立して開業するにあたり、必要な資金を融資する制度です。
最近、カフェを独立開業するにあたりその店舗の内装資金について開業資金の相談を受けた事例をご紹介します。

開業資金とは

開業資金とは事業を営んでいない個人が個人事業主として、あるいは会社を設立した事業を開始する際に必要となる資金を支援する融資制度です。
開業資金の融資制度は公的金融機関である日本政策金融公庫や民間銀行で広く取り扱いがされています。
今まで事業を自ら営んではいなかった個人の方がカフェを開場して事業をスタートする場合もこの開業資金の融資制度の対象となります。

カフェの開業資金を受けるコツ

それではカフェの開業資金を受けるコツを説明します。
開業資金ではよく日本政策金融公庫の創業資金が使われる方が多いですから、日本政策金融公庫の創業計画書をベースに説明をしていきます。

カフェの開業資金のコツ 動機と略歴

創業計画書
この図は日本政策金融公庫の創業計画書の抜粋です。
最初に開業の動機や開業者の略歴を記載します。
よく創業計画書や事業計画書ではポイントとなるのが売上や利益の計画が大切だと言われますが、もちろん売上計画も大切ですが開業資金の場合には開業の動機や略歴が重要です。
単なる思い付きや趣味の世界で開業するのではなく、今までの経歴を生かしながらどのような動機で今回カフェを開業する決心をしたのかを知りたいのです。
時々「私は昔から蕎麦が好きなので、退職後は蕎麦屋を開業したい」といって開業資金を相談される方がいらっしゃいます。
もちろんこの動機を否定はしませんが、銀行などの金融機関から見ると「ただ蕎麦が好きだからという理由で経営ができるのか」という懸念が生じてしまいます。
開業資金はもちろん融資ですから、きちんと開業資金の融資を返済してもらわなければなりません。
そのためには今までどのような経歴を持っており、その経歴の延長線上と言いますか経歴を生かした開業なのかどうかを銀行などの金融機関は気にしています。
例えば今までカフェ店でずっと勤務をしていた人が今回独立開業してカフェを開業する場合と、今まで会社員として総務関係を仕事をしていた人がカフェを開業する場合とを比べた場合、あくまでも確率論とはなりますが、今までカフェで勤務していた人が今回カフェ店を独立開業する方が安心感があります。
もちろんまったく今までカフェとは無関係な経歴の方がカフェを開業できないということではありませんが、開業資金の融資を行う銀行などの金融機関としてはカフェでの経歴がある方が安心感が抱くのは事実です。
したがって経歴のところは事実を記載するとして、どのような動機で今回カフェを開業する決心を行ったのかは、力を入れて記載をいただきたいところです。

カフェの開業資金のコツ 資金計画

創業計画書
カフェに開業に限った話ではありませんが、カフェの開業にあたって必要な資金の確保をどのように計画をしているのかも大切です。
カフェの開業にあたり開業資金の対象となるのもは設備資金と運転資金です。
設備資金においてはカフェ店の内装工事資金や厨房機器の購入資金などが対象となります。
カフェの開業にあたっての運転資金としては当面の人件費や仕入資金、広告宣伝費などの開業資金の代表的な対象資金となります。
こういったカフェの開業にあたり準備をしなければならない設備資金や運転資金をどのように用意をするのか、その計画も大切となります。
もちろんカフェの開業に当たり必要な資金をすべて開業資金で調達する計画もありますが、やはりすべての開業資金の融資に頼るのは無理があります。
一定の自己資金や親族からの援助など開業資金の融資以外での準備も現実には必要です。
またすべてを開業資金の融資に依存するということは、それだけ開業資金の借入額が多くなるということです。
借入額が多くなればそれだけ融資後の返済負担が大きくなりますから、そのためには可能な限り必要資金の自己での準備が望まれるところです。

カフェの開業資金のコツ 売上利益計画

創業計画書
カフェの開業資金のコツの最後はやはり開業の売上や利益の計画です。
この売上や利益の計画は決してバラ色のものにする必要はありません。
バラ色のものにしても銀行などの金融機関はそれを信用しません。
具体的な事実に基づいて現実的な売上や利益の計画としてください。
特にカフェの場合には立地が大切です。
そのためカフェの開業にあたってなぜその場所で開業を行うのかはしっかりと記載したいところです。
そしてこの売上や利益の計画で開業資金の融資が返済できるのどうかを銀行などの金融機関は特に注意深く見ています。
この売上や利益の計画では開業資金の融資の返済が難しい場合には、どのようにしたら良いかを銀行などの金融機関と相談をしましょう。
銀行などは真摯に相談に乗ってくれます。
銀行などからのアドバイスを受けながら、カフェ開業の計画書を完成させていけば良いのです。
決して自分一人だけで悩んだりする必要はありません。

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