銀行融資の基本 銀行の本音 資金繰り

資金繰りが苦しい時はとにかく早めの相談を!

事業を行う上でもっとも大切なことは資金繰りを維持させることです。
売上を増やすことでは決してありません。
資金繰りが苦しい時にはとにかく早く銀行に相談をしてください。

資金繰りの大切さ

少し極端な例かもしれませんが、どれだけ赤字であっても資金繰りが維持される限りは事業を継続することができます。
逆にどれだけ黒字であっても資金繰りがショートすればその時点で事業は破綻してしまいます。
実際に黒字倒産という言葉を耳にされた方も多いのではないでしょうか。

資金繰りが維持されない場合

資金繰りが維持されない、不安定であると仕入先に約束の期日までに代金を支払えないかもしれません。
一度でもこのようなことがあるとその仕入先とは今まで通りの支払条件では仕入ができなくなる可能性が高いです。
現金と引き換えでないと売らないとか、全額前払いでないと仕入に応じてくれない可能性が高まります。
こうなってしまうと今までの通りに事業は継続できなくなるでしょう。
また資金繰りが苦しいために従業員への給料の支払が遅れてしまえば、従業員の求心力も弱まり、退社していく従業員も出て来るでしょう。
従業員の退社が相次げば、当然に事業の継続が難しくなるでしょう。
このように資金繰りの維持は絶対に事業の継続に欠かせないことなのです。

資金繰りが苦しいと感じたら

資金繰りが少しでも苦しいと感じたら、迷わず取引銀行に相談をしましょう。
日頃から懇意にしている取引銀行であれば資金繰りを維持するために融資による支援も当然に期待できます。
しかしいくら融資による支援が可能であったとしても、融資実行までには銀行内で所定の手続きを経る必要があります。
1週間や2週間は銀行内の手続きが必要な時間となります。
資金繰りが苦しいと感じてその早い段階であれば、まだ融資実行までは資金繰りが持つ可能性もあるでしょう。
ところが資金繰りが苦しいと感じても、すぐには銀行に相談に行かずに、土壇場で資金繰りが苦しいと融資支援を相談しても時間的に間に合いません。
手遅れということになりかねません。
短時間での融資の申し出を受けた時に、いつも感じることですが「日頃から資金繰りの相談をしてくれていたなら、もっと適切な対応を早期に出来たのに・・・」と思います。

相談が遅いほど銀行はネガティブな姿勢になる

資金繰りが苦しいということで時間が経過した時点で短時間での融資相談は銀行からネガティブな見方をされてしまいます。
つまり大切な資金繰りの管理ができていないと。
資金繰りが苦しいと感じて早めに相談をすれば、
・追加融資による資金繰り支援
・追加融資は困難な場合でもリスケにより返済負担の軽減にて間接的な資金繰り支援
などの対応を銀行は考えてくれます。
銀行は基本的に取引先の倒産は望んではいません。
銀行に資金繰りのことを相談すると「足元を見られる」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
かえって取引銀行との信頼度が高まるものと考えてください。
とにかく資金繰りが苦しいと感じたら、すぐに相談です。

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