資金繰り

資金繰り改善のヒントはここにある

収入を増やす・支出を減らす手段は小手先の改善策です

資金繰りを改善するといってもどこから手を付けていいかわからないですよね。
そもそも資金繰りは収入-支出の資金繰りにおいて収入>支出の状態になるようにすれば良いのです。
欲を言えば収入>支出の状態をより拡大する、つまり手元に残る資金量が多くなるようにすれば良いのです。
収入を増やす一番の方法は売上を伸ばすことです。
一方で支出を減らすには仕入値を相手方と交渉して値下げしてもらう、人件費や家賃に代表される経費を減らすというのは代表的なものでしょう。
しかし、売上を伸ばすといっても決して簡単ではないはずです。
仮に伸ばせとしてもずっとその水準を維持するのは困難ではないでしょうか。
不景気に直面して売上が逆に減ってします時期も必ずあるはずです。
また仕入先と仕入値の値下げを交渉するといっても相手があることですから、こちらの思うようにいくかどうかは全く不透明です。
さらに人件費や家賃を減らすといっても当然限界はあります。
このように収入を増やす、支出を減らすというのはもちろん資金繰りを改善するにあたって手を付けなければいけない事柄ですが、これらだけでは心もとないはずです。
もっと抜本的に資金繰りを改善することを考えましょう。
抜本的に資金繰りを改善することに成功すれば、その後は収入や支出の増減にも耐えられる、つまり抵抗力がつきます。

お金の使い方を見直しましょう

資金繰りに強い抵抗力をつける着実な方法はずばりお金を使い方を見直そうです。
ではどこに着目すれば良いか・・・。
ずばりそれは貸借対照表です。
次の表をご覧ください。
貸借対照表の一例です。
ご覧になったことがあると思います。
貸借対照表

貸借対照表の左側に注目

貸借対照表の左側をご覧ください。
オレンジ色に色付けされている部分です。
つまり資産の部ですね。
貸借対照表の左側には資産が掲載されていて、文字通りこの会社の資産明細を掲載されています。
しかしここでは資産の内容を見つめていただくのではなく、お金の使い方の切り口で貸借対照表の左側を見ていただきたいのです。
資産を獲得するにはお金がかかったはずです。
土地の項目に143,997千円の数字が記載されていますが、これは土地という資産を手に入れるために143,997千円のお金を使ったということです。
土地という資産を手に入れるために1億円を超す多額の資金を投入したわけです。
さてこの金額をもったいないと見るかそうでもないと見るかは土地の活用度合いに左右されます。
土地が十分に活用されてこの会社の事業に不可欠なものとなっているのであれば、1億円を超すお金の投入はそうでもない、仕方ないと考えられます。
しかし土地が遊んでいる状態であればもったいない、投入したお金がもったいないということになります。
土地以外の項目についても同様の考え方ができます。
要するにお金の使い方に無駄がないかどうかをチェックするわけです。

少しわかりづらい説明になったかもしれませんが、貸借対照表の左側はお金の使い先が掲載されています。
そして資金繰りを改善し抵抗力のある体質にするにはこのお金の使い方を検証すれば良いのです。
項目毎の検証方法は順次ご案内していきます。

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