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融資審査マンの見方 銀行の本音

売上の何パーセントまで融資をしてくれますか?

事業資金においてよく質問を受けることは「売上の何パーセントまで融資をしてくれるものですか?」といった内容です。
融資担当の銀行員が説明をします。

売上と融資の関係に関する質問

零細企業を経営しています。
銀行などは会社の売上の何パーセントまで融資をしてくれるものでしょうか?
すでに銀行から融資を受けていますが、まだ運転資金が足りません。
そのため銀行に運転資金の融資を申し込もうと考えています。
売上の何パーセントまで融資をしてくれるのかと考え方においては、現在すでに受けている融資を含めてでしょうか?
それとも今回申し込む融資が売上の何パーセントまでということでしょうか?

質問のポイント

・売上の何パーセントまで銀行は融資をしてくれるものなのか?
・既に融資を受けているものを含めて売上の何パーセントまでかが検討されるのか?
・それとも今回の新しい融資が売上の何パーセントまでかということなのか?

売上の何パーセントまでの融資が可能かの回答

回答

・銀行は売上の何パーセントまで融資を行うという考え方ではない
・融資の資金使途と融資の返済能力で融資可否を銀行は判断する
・ただし目安としては最大でも売上の50%までが融資の1つの目安

売上の何パーセントまで融資が可能という考え方ではない

銀行はそもそも売上の何パーセントまでなら融資が可能といった考え方をまったく持っていません。
銀行の融資判断の根幹は返済能力です。

銀行の融資判断は返済能力の見極めが中心

銀行の融資業務は最後まで回収して完結

銀行はただ単に融資の量を増やすことに注力しているわけではありません。
銀行が融資業務においてもっとも関心があることは融資が最後まできちんと返済されるかどうかという一点です。
万が一、融資が最後まで回収されなければそれは貸倒、つまり銀行が損失を被ることとなります。
銀行も営利企業ですから損失は何としても避けたいところです。

銀行の融資業務は最後まで回収して初めて完結

返済能力が融資審査の中心

そのために銀行の融資審査においては返済がきちんとできるのかどうかという返済能力の検証が中心となります。
売上の何パーセントまでだから大丈夫といった判断は一切ありません。

貸倒が発生しないように返済能力の検証が融資審査の中心

融資の資金使途も重要

銀行の事業資金の融資はその融資により資金繰りが安定し事業が発展・継続されることを展望しているものです。
そのため融資がなぜ必要なのか、資金使途の判断も銀行は重視しています。
銀行の融資の資金使途は大きく運転資金と設備資金の2つにわけることができますが、運転資金の融資により資金繰りが安定するのか、設備資金の融資により事業の発展が期待できるのかを銀行は検証をしています。
融資を何に使うのかの資金使途は融資の可否に大きな影響があります。

売上の何パーセントまで融資が可能かの判断はしないが・・・

このように売上の何パーセントまで融資ができるかどうかという考え方を銀行は持っていません。
ただし1つの目安としては売上の50%までが融資可否の分かれ目となります。
なぜなら売上の半分以上の借入金を抱えると利息が利益を圧迫し、返済負担も重くなり返済能力が認められなくなるからです。

売上の何パーセントまでかはすべての借入金が対象

売上の何パーセントまでという考えにおいては今回の融資だけではなく、すでにある融資を含めての考え方となります。

売上の何パーセントまで融資をしてくれますか?のまとめ

以上、銀行は売上の何パーセントまで融資をしてくれるのかということについてまとめますと次のようになります。

まとめ

・銀行は売上の何パーセントまで融資を行うという考え方ではない
・融資の資金使途と融資の返済能力で融資可否を銀行は判断する
・ただし目安としては最大でも売上の50%までが融資の1つの目安

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