銀行融資の基本

銀行融資の基礎 ビジネスローン

ビジネスローンとは

ビジネスローンもれっきとした銀行融資の1つですが最大の特徴は融資審査が簡素化されているということです。
通常、銀行から融資を受けるには融資の申し込み後一定期間の審査を受けることが必要です。
審査期間はケースバイケースですが、どれだけ早くても2,3日であり通常は1週間以上を要し、なかには1ヶ月近く審査を要する融資案件もあります。
これに対してビジネスローンは審査を簡素化し融資可否の結論をスピーディーに出すことに特徴があります。
具体的には決算書の数字をコンピューターに入力し、一定の基準によるスコアリングを計算します。
そのスコアリングの評点によって融資金額や期間、利率などの条件が決まり、原則その条件にて銀行融資、つまりビジネスローンの借入を行うことになります。
融資審査の大半がコンピューターによる自動判定に基づいているため、申込みをしてから結果が出るまで極めて短時間ですから、スピーディーに銀行融資が受けられるメリットがあります。
大半のビジネスローンは無担保で、かつ連帯保証人も原則として会社の代表取締役のみですみ、第三者を連帯保証人として差し出すことは求められません。
借入期間も3年から5年程度が一般的です。

ビジネスローンも最後は銀行員である人が判断

比較的簡易に銀行融資が受けられることもあり、取り扱い当初は爆発的にヒットした融資商品です。
ただ中小企業は景気の波に左右されやすく、財務基盤が脆弱な場合が多いことから、景気の悪化に伴いビジネスローンの焦げ付きも多くなっています。
このため以前に比べてビジネスローンに対する銀行自身の取組みは消極的になっています。
ビジネスローンも銀行融資そのものですから、最終的には銀行員である人が融資判断をしています。
最近ではコンピューターが出した結果にかかわらず、人である銀行員が個別に融資可否を判断する傾向が強くなっています。

ビジネスローンの資金使途

銀行の融資の使途は運転資金や設備資金、納税資金、賞与資金などが代表的なものですが、ビジネスローンも銀行融資の1つですからこれらの資金使途に対応しています。
ビジネスローンだから運転資金しか利用が出来ないということはありません。

ビジネスローンの取扱金融機関

銀行は縮小傾向

ビジネスローンは以前は多くの銀行が看板商品として対応していましたが、その後の焦げ付きが多く発生した影響などでビジネスローンの取り扱いを中止した銀行も少なくありません。
最盛期のように実質的にはコンピューターが融資可否を判断する仕組みも後退しており銀行員の人による判断が優勢を占めています。
このためビジネスローンの最大の特徴であった短期間での審査は影を薄くし、通常融資の審査期間並みに審査時間は長期化しています。

銀行以外では引き続き取り扱い中

銀行以外の金融業者では引き続きビジネスローンは活発に取扱いがなされています。
銀行以上に古くからビジネスローンの取り扱いを開始し、現在の取扱い中の金融業者も少なくありません。

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