銀行融資の基本 融資審査マンの見方

お店開業のための融資を受ける方法

個人でお店を開業したく、そのための融資を受けたい。
途切れることなく銀行に相談される融資案件です。
個人で開業するにあたっての融資相談のポイントを説明します。

質問

地元に個人でお店(喫茶店)を開く計画をしています。
お店を開くにあたっての設備費や運転資金の融資を銀行から受けたいと思っています。
そもそも銀行は私みたいな個人に設備費や運転資金の融資をしてくれるのでしょうか?
融資をしてくれるのであれば、どのように相談したら良いのでしょうか?

回答

個人の方がお店を開業するにあたっての資金は銀行融資の対象です。
お店開業のための設備資金や当面の運転資金も銀行融資の対象です。
銀行に相談するにあたっては、次の2つの点を最低限整理しておいてください。

1.資金計画

お店を開業するにあたって、どれくらいの資金が必要なのかを整理してください。
設備資金+当面の運転資金が必要資金の概算になると思います。
そして必要資金が決まったら、それをどのように調達するかです。
例えば必要資金の総額が500万円だとした場合、自己資金で200万円、銀行融資で300万円といった感じです。

2.開業後の収支計画

毎月どれくらいの売上を計画しているのか、それと毎月の出費がどれくらいになるのかを整理しておいてください。
売上から出費をマイナスして手元に残った資金で借入した銀行融資の返済を行うことになります。
この収支計画において気をつけたいポイントとしては計画を決して楽観的でバラ色のものにはしないことです。
もちろん高い目標は必要です。
しかし銀行は決して高い目標に基づいた計画を求めてはいません。
銀行が求めているのは保守的に実現可能性が高いと考えられる水準の計画です。
バラ色の計画を銀行に提出しても銀行はそれをそのまま鵜呑みにするようなことはしません。
そのようなバラ色の計画を出されても銀行ではそれにストレスをかけて、つまり8割とか7割とか、場合によっては半分程度の水準で融資可否を判断しています。
保守的で実現可能性が高いと考えられる計画に基づいて、それでも融資が返済できるのかどうかを銀行は見たいのです。
バラ色の計画の提出を受けた銀行の印象は「この人は無責任」などとネガティブな受け止め方をされる恐れすらあります。
また計画は数字だけではだめです。
例えばその売上を達成するために、どのような対策(広告宣伝など)を予定しているのかも整理しておいてください。
銀行融資が初めての場合には、融資決定まで早くても1ヶ月程度の時間を要します。
なるべく早い段階から相談をしてください。

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